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【バレー】大人になった“プリンセス・メグ”栗原恵「吉原さんや多治見さんのように、その存在で若手を引っ張っていきたい」

1/16(火) 12:11配信

バレーボールマガジン

勝ちにいくという雰囲気を意識する

 元全日本の、現在日立リヴァーレでプレーする栗原恵さんにお話を伺った。チームの成績は最下位と苦しいが、ベテランの上手さでチームを引っ張っている。

――ご自身で、ベテランとして気を配っているところは。

栗原:今はチーム状況として、試合になかなか勝てない厳しい状況が続いているので、モチベーション的に下がってしまって、プレーも消極的になってくるという場面が試合のところどころで出てきてしまっている。ですから、本当に得点を決めたあとに、チームを鼓舞するというかガッツポーズであったりとか、そういうのは雰囲気作りからだと思っています。プレーをしっかりするのはもちろんなんですけど、勝ちにいくという雰囲気を意識してやっています。

――栗原さんももうベテランとなりましたね。若手の頃は、プレー以外でもメディアを賑わせたりしていましたが、これだけ長く続ける秘訣と、バレーボールに対しての思いをお聞かせください。

栗原:怪我が多い選手なので…自分で望んではいないんですけど、バレーボールから離れる期間も多くありました。現役は長くやっているんですけど、リハビリだったり外から見ている時間というのも、結構長く過ごしているので、もどかしい思いというのもありました。今こうして元気な体で、「来季どうしよう」となった時に、あの頃の思いを考えると、元気な状態で必要とされていて、自分から身を引くのはもったいないのかなというモチベーションにつながって、今シーズンもチャレンジさせてもらうという形になりました。

――ロンドン五輪は、栗原さんが出場されていれば、また違うメダルの色だったのではないかと思います。

栗原:そういう言葉をいただけるのは、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

――栗原さんが新人の頃の吉原知子さんとか、その後の多治見麻子さんとか、しばらく全日本を離れていて、ベテランになってから復帰される選手もいますよね。全日本についてはどうお考えですか。

栗原:そこは、やっぱり結果を見て「監督に選んでもらう」世界なんだなっていうのはロンドンの時に…痛感したので。自分がどれだけ頑張ったとしても、監督の考えだったりチーム構成という部分だったりで漏れてしまったら、選手として出場の資格はないというのは感じました。自分が(全日本にまた復帰したいという)その気持ちがないというわけではなく、こうして現役でやっている中で、またそういうチャンスが巡ってくるのは最高に幸せなことというのは当然思っています。でも、今自分ができることで、今はこのチームでプレーを精一杯して、それが代表という形でチャンスが与えられるものだと思っています。自分ができる最大限を今はチームで頑張りたいなと思います。

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