ここから本文です

14年分のデータ分析で見えた! パットの“超名手”の共通点は「3.5秒」

1/16(火) 17:56配信

みんなのゴルフダイジェスト

飛距離の伸びが注目される米ツアーだが、パットが重要な要素であることに変わりはない。パットに型なしというが、名手たちに共通する要素はないのか? 統計的データ分析の専門家であるゴウ・タナカが、パッティングの名手と言われるプレーヤーを分析した。

名手たちの共通点はなにか?

パッティングとはなんだろうか。まずは、数式で表してみよう。

パッティング=ストローク×セットアップ×グリップ×パター×距離感×ライン読み
数式化できない「ライン読み」という要素が入ってくることで、シンプルなパッティングが複雑なものになる。しかし物事には多かれ少なかれ必ず優劣が存在する。今回も統計的データを用いて分析してみた。

R160(超一流選手は、インパクト時にシャフトと左腕が作る角度が160度以内に収まる)と同じように、データ上、他を圧倒する数値を出しているプレーヤーがいないかをまず見つけ、そのプレーヤーたちに共通点があるかないかを徹底的にみる。今回はストロークゲインドパッティング(SGP)のデータを参照した。このデータは同じ距離からパットした時の優越を数値化したもので、パッティングの技術を純粋に測るには最適のデータといえる。

このデータの集計が始まってからの14年間で、安定して上位に入っているプレーヤーを探した。やはり不確定要素が入っているためかなりのばらつきが見られたが、何人かのプレーヤーが超一流と言えるパフォーマンスを残していた。

超一流のパットの名手と認定しても良いプレーヤーは4人。ルーク・ドナルド、アーロン・バデリー、グレッグ・チャーマーズ(ツアー1勝・44歳)、そしてブラント・スネデカーだ。彼らは長きに渡り安定したパフォーマンスを見せており、トップ10入りを5回以上果たし、さらにトップも取っている。ルーク・ドナルドは3年連続トップを実現しており、アーロン・バデリーは実に9回もトップ10入り(12位も2回)を果たしている。

1/4ページ