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首位のサインツ、”疑惑”の接触事故で10分のタイム加算ペナルティ。プジョーは抗議へ/ダカールラリー

1/16(火) 12:50配信

motorsport.com 日本版

 プジョーのカルロス・サインツは、ステージ8までを終えて4輪部門を1時間以上リードし総合首位に立っていたが、ステージ7のラパス~ウユニ間で、クアッドバギー部門のキース・コーレンと接触したとして審議対象となり、10分のタイム加算ペナルティが科せられた。

ラリー前半の砂漠地帯から一転、泥との戦いとなっているダカールラリー

 彼はコーレンと走行中に接触した上、マシンを止めてコーレンを助けることをしなかったという。コーレンはその後、主催者に抗議を行った。

 一方サインツは、クアッドバギーと接触はしていないと断言。次のように状況を説明した。

「私は、彼(コーレン)が私のことを見て、道から外れるのを確認した。それから私はクルマを加速させたんだ。そしてその時、彼がバギーのコントロールを失っているのに気づいた。そこはかなりぬかるんでいたからね」

「そして彼は道の方に戻ってきた。私は奇跡的に彼を避けることができたんだ。とても近かったが、彼と接触はしていない」

 しかしながら、スチュワードは最終的に”潜在的に危険”な行為だったとしてサインツの総合タイムに10分を加算するペナルティを科した。プジョーのスポーツディレクターであるブルーノ・ファミンは、ペナルティに対して異議を唱え、即座に主催者に対して控訴する意思を伝えた。

「カルロスのマシンはダメージを受けておらず、クアッドバギーと接触していないということが真実であり、彼(コーレン)はステージ7とステージ8を10位で終えている」とファミンは語った。

「さらに、もし主催者がカルロスの方に非があったと考えた場合でも、ペナルティは金銭的なものでなければならない」

「我々は1時間以内に決定に控訴するつもりだ」

「もし国際控訴裁判所までいかなければ、判決が出るまでは数週間だろう。そうじゃなければ、5~6カ月かかる可能性がある」

「このペナルティを本当に理解することができる者はいない。これは、誰にでも起こりうることだ。ある競技者が、他の誰かとほとんど接触しそうだったと言えば、10分のペナルティを科される。そんなものは全く理解できない」

「彼ら(スチュワード)は、この件について人々が話すことで、”主役”になりたいのだろう。ラリーが終わりを迎えた時でさえ、誰が本当の勝者かわからないはずだ」

 スチュワードはコーレンのバギーがダメージを受けたと判断しているものの、それがサインツのマシンとの接触の結果かどうかは証明されていないと考えられている。

 ペナルティによりサインツのリードは縮まったが、それでも2番手のナサール・アル-アティヤ(トヨタ)に対して56分37秒の差をつけている。2018年のダカールラリーは、5ステージを残している。

Sergio Lillo