ここから本文です

アップルストア、バッテリー交換を求める人で混雑

1/17(水) 21:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

・アップルは現在、iPhoneのバッテリー交換プログラムを通常より大幅に安価な29ドル(日本では3200円)で提供している。

アップルストア、バッテリー交換を求める人で混雑【全写真つき記事はこちらから読めます】

・多くの人がこの機会にバッテリー交換を希望しているが、アップルストアのバッテリーの在庫数は十分ではなく、交換には数日、あるいは数週間かかっている。

・だがバッテリー交換を希望している人の多くは、実際にはバッテリー交換は不要とアップルストアのスタッフは語った。

アップルストアは、今回の特別なバッテリー交換プログラムでiPhoneを復活させようと考えているユーザーの急増に直面している。

バッテリーが古くなったiPhoneのパフォーマンスを意図的に遅くしているという事実が明るみに出た後、アップルはバッテリー交換の価格を大幅に引き下げた。価格の引き下げ以降、顧客の購買体験を向上させるためにシンプルかつ注意深く調和が保たれたアップルストアは、iPhoneを手にした人たちで混雑している。

一部の店舗では、専門スタッフがいる「ジーニアスバー」の待ち時間が数時間にも及んでいる。多くの店舗では緊急対応として、専用の場所やテーブルを設置している。

来店者数の想定外の増加により、アップルストアでは交換用バッテリーの在庫がなくなっている。そのため、すぐにバッテリーを交換するのではなく、ストアはバッテリーを発注し、およそ1週間後、バッテリーが納品された後にユーザーに連絡するという流れになっている。

しかもアップルにとっては不幸なことに、交換用バッテリーの多くは、実際は新しいバッテリーを必要としない人たち、つまりバッテリーを交換しても、iPhoneのスピードは改善しない人たちに渡っているとアップルストアのスタッフは語った。

新しいバッテリーは不要との診断結果を信じないユーザーも

「実際に新しいバッテリーが必要なiPhoneは10%以下だと思う」とアメリカ中西部のアップルストアで働くジーニアスはBusiness Insiderに語った。

「実際に新しいバッテリーが必要な人たちにとって、状況は悪くなっている。アップルがバッテリーの“セール”を行っていると考える人たちの影響で、待ち時間が長くなっている」と同スタッフは続けた。

アップルの技術者は、バッテリーを交換する前にバッテリーの“老朽レベル”をチェックする。つまり、バッテリーの充電回数、および充電能力がどれくらい残っているかを測定する。

だが診断結果に基いて、アップルの技術者がバッテリーの状態は良好とユーザーに伝えても、多くのユーザーはそれをバッテリーを交換することへのスタッフのちょっとした落胆と受け取り、バッテリー交換を求めている。

アップルストアのスタッフ、およびユーザーの話によると、 交換用バッテリーはおおよそ1週間程度で届く。だが、アップルストアのスタッフによると、iPhone 6 Plus用のバッテリーは不足しているようだ。

MacRumorsによると、iPhone 6 Plusはすでに製造されていないため、iPhone 6 Plus用のバッテリーは3月、または4月まで入荷しない模様。また、iPhone 6およびiPhone 6S Plus用のバッテリーは2週間待ちとも伝えた。「すぐに手配できる交換用バッテリーには限りがある」とアップルの広報担当者は12月末、Business Insiderに語った。

1/2ページ

最終更新:1/30(火) 22:12
BUSINESS INSIDER JAPAN