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短期的にドル水準を懸念せず、貿易戦争望まず=米財務長官

1/25(木) 17:31配信

ロイター

[ダボス(スイス)25日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は、米政府は短期的なドルの水準については懸念していないと述べた。同長官は、世界経済フォーラムの場で記者団に対し「昨日のドルに関する私のコメントは、実際のところ非常にクリアだと考えている」と述べた。

その上で「実際には、短期的なドルの水準は懸念していないとの、バランスがとれた私のこれまでの発言とも一致していると思う。これは非常に流動性がある市場のことだ」と述べた。

ムニューシン長官は「短期的にドルがどの水準にあるかによりメリットとデメリットがある」とし、米国は公平な経済競争を望むと強調。「自由で公平な相互貿易を望む。貿易戦争を見通しているわけではないが、一方では米国の国益擁護を見据えている」と述べた。

ロス商務長官はCNBCで、財務長官の前日の発言について、財務長官はドル安論者ではないとした上で、貿易戦争のリスクに関する質問には「貿易戦争はかなりにわたり存在するが、米国は防衛の側になっている」と述べた。

商務長官は25日の会見で、略奪的な慣行もあるが米国はこれにひるむことはないと語った。

ムニューシン長官は、中国国家主席の経済顧問と会談したとし、北朝鮮制裁や貿易で「非常に有意義でオープンな対話だった」と指摘。「相互に望む貿易赤字縮小への協力とこれに向けた特定の意見について協議した」と述べた。

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉についてロス長官は、早急に合意するよりも「適切な合意」が重要としたが、米・カナダ・メキシコとも今年選挙を控えていることが懸念要因、との見方を示した。

*内容を追加します。

最終更新:2/14(水) 12:37
ロイター