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新規国債、高成長なら9年連続減額=財務省試算で政府筋

1/25(木) 19:20配信

ロイター

[東京 25日 ロイター] - 国が発行する2019年度の新規財源債が9年連続で減額となる見通しであることがわかった。財務省が18年度予算審議に併せて国会に提出する「後年度影響試算」で、19年度の発行額を33.2兆円と想定する。年率3%の経済成長を前提とする試算だが、国債需給は来年度以降も引き締まりそうだ。

複数の政府筋が25日、明らかにした。試算では、社会保障費や国債費が膨らむ影響で、19年度の歳出を100.4兆円と見込んだ。

一方、財源となる税収をバブル期並みの62.3兆円と想定し、不足を補う新規国債は18年度当初(33.7兆円)比で0.5兆円の減額となる。年率1.5%成長にとどまれば、発行額は減らない。

併せて示す国債整理基金の将来推計では、借換債発行額の目安となる「借換債収入」が19年度に96兆9400億円と、09年度以来の低水準となる。

18年度計画額は103兆2371億円で、国債発行総額の3分の2を占める借換債発行も、5年連続の減額となる公算が大きい。

(山口貴也)

最終更新:2/14(水) 2:37
ロイター