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気が付けばアジア首位、日本人の知らない脅威の中国スマホブランド

1/28(日) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

2016年にアップルやファーウェイ(華為技術)をしのいで中国スマホシェア首位に立ち、世界から一気に注目された中国メーカーOPPOが日本進出を発表した。

アジア首位、日本人の知らない最強中国スマホブランド【日本で発売するスマホ、中国人アンケートなど全写真つき記事はこちらから見れます】

既にアジアでもトップシェアに成長しているOPPOの飛躍の背景には、“スマホデビュー世代”の若者ニーズに徹底的に寄り添うマーケティング戦略がある。

シャオミと入れ替わり台頭

皆さんは同じ中国メーカーのシャオミ(小米)をご存知だろうか。

5年ほど前、“中国のスティーブ・ジョブズ”ともてはやされた雷軍(レイ・ジュン)が立ち上げたブランドで、雷軍のカリスマ性を最大限に生かしたマーケティングと、コストを最小化するオンライン販売モデルで大ブームを起こした。しかし、シャオミの快進撃は長く続かず、同社の失速と入れ替わるようにこの数年でファーウェイ(華為科技)、OPPO、vivoが台頭した。

ファーウェイは高機能、高価格帯に注力してサムスンに置き換わる存在となり、OPPOはカメラ機能を前面に押し出し、若者という顧客層を開拓した。中国の消費者の成熟が、特定のユーザー層向けに明確な特徴を打ち出すブランドの追い風となった。

人の目につくところに広告や店舗を大量投下して「人々の生活に浸透する」手法は、シャオミのオンライン販売モデルを陳腐化させた。

OPPOと同じく急成長したvivoは、実は同じ会社から分岐した兄弟のようなブランドで、製品も戦略も顧客層もよく似ており、中国ではセットで語られることも多い。

OPPOの創業者チェン・ミンヨン

OPPOの創業者は1969年生まれの陳明永(チェン・ミンヨン)。ファーウェイの創業者より25歳若く、シャオミの創業者とは同い年。陳明永は2004年にOPPOを創業、当初はMP3プレイヤーなどを生産していたが、携帯電話市場の急拡大を受け、2008年に携帯メーカーに転じた。

陳明永はメディアの取材に対し、自分のことを「間違って理系の大学に進学した文系人間」と表現し、それはOPPOの商品にも反映されている気がする。ガジェットの細かい仕様の説明は、そういうのが好きな男子に任せるとして、女性にとってOPPOのスマホはおしゃれで、かゆい所に手が届く印象。OPPOはガラケー時代、「音楽携帯」を売りにして若者に人気だったが、SNS社会が到来すると、「カメラスマホ」にシフトした。

OPPOはカメラに関する特許をたくさん持っている。それが具体的にどんな技術なのか、ユーザーの多くは分からない。けれど、中国では「OPPOのスマホなら、他のメーカーよりもきれいに撮れる」というイメージがあり、人気の最大の理由になっている。画質がいい、セルフィー写真を自動修正してくれる、2つのカメラの画素が同じ、そして後から画像を加工しやすい。そんな評価が確立されている。

ほかにも、「充電5分で通話2時間」「大き目のディスプレイ」など、スマホを手放せない若者のニーズをとらえるような機能を押さえている。

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最終更新:1/28(日) 22:49
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