ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

大雪から一週間 東京は記録的な雪解けの遅さ 凍結なお警戒

1/29(月) 18:22配信

ウェザーニュース

 東京都心で最大積雪23センチを記録した22日(月)から一週間。東京都千代田区の北の丸公園にある「東京」気象観測点では、29日16時にようやく積雪が0センチとなりました。東京で積雪が8日間連続で記録されるのは1961年の統計開始以来初めてのことで、最大積雪から0センチとなるまでに要した期間は6日と16時間に及びました。

 過去には、1984年1月に7日連続で積雪が記録されたことがあり、34年ぶりにこの記録を塗り替えたかたちです。1984年当時の東京都内では、日陰では1か月近く雪が残ったところもあったようです。

 記憶に新しい2014年2月に関東を襲った二度の大雪では、ともに最大で27センチの積雪を観測。2月8日の大雪ではその後3日と8時間で、2月14日の大雪ではその後2日と13時間で、それぞれ積雪が0センチとなっていました。今回の大雪では、最大積雪深は23センチと4年前の記録に及ばなかったものの、解けるペースがかなり遅かったことがわかります。

厳しい寒さが雪解けの遅さに影響

 大雪の翌日以降、25日朝に48年ぶりとなる-4.0度を観測するなど、強い冷え込みが続いていました。2014年2月と比較すると、最高気温、最低気温ともに今回のほうが低い傾向が続いていて、日向であっても雪解けがなかなか進まなかったものと思われます。

 なお気象庁では2014年12月に、東京の観測点を大手町の気象庁敷地内から、北の丸公園へと移転しています。移転前の2年間にわたる調査によると、移転先の最高気温は大手町とほぼ変わらず、最低気温がこれまでより約1.4度低く観測される傾向があるとのことで、平年値等のデータも更新されています。この移転による若干の環境変化があるため完全な比較は出来ませんが、首都圏の他のアメダス観測値等を考慮すると、実際に寒さが厳しかったことが雪解けの遅さに大きな影響を与え、記録的な観測結果になったと考えて良さそうです。

日陰は残雪 凍結なお警戒

 積雪深の観測が行われている日なたでは積雪が0センチとなりましたが、日当たりの悪い場所ではまだ雪が残っているところがあります。
 昼間に雪の表面が解け、夜間の冷え込みで凍ってと繰り返した場合、完全に氷となって非常にツルツルになります。表面に水分があるとさらに滑りやすくなるため、車の運転や歩行の際は、雪が降った直後と同等かそれ以上に注意を払う必要があります。スタッドレスタイヤを装着していても身動きがとれなくなってしまうことも。引き続き油断をせず、外出時は必ず雪のことを頭に入れておきましょう。

ウェザーニュース