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曳山の伝統 先輩に学ぶ 城端小で小原さんが講演

1/29(月) 17:24配信

北日本新聞

 南砺市城端小学校(吉田茂校長)の3年生60人が地元の城端曳山(ひきやま)祭について、地域の人たちから学習している。29日は、庵唄(いおりうた)を披露する若連中をまとめる庵連合会長、小原好喬さん(38)=南砺市金戸・城端=が同校で講演。祭りに携わる人の思いに触れ、なぜ伝統が約300年にわたって続いているのかを学んだ。

 社会科の授業の一環。この日の講師を務めた小原さんは城端蒔絵(まきえ)16代目継承者。地元とのつながりを大切にし、日頃から城端文化の継承や発信に努めている。

 児童は城端公民館前の「水月公園」で、若連中が庵唄を奏でる理由を考えた。「祭でけがをしないように」「城端を守ってもらうため」などと意見を述べた。

 小原さんは、公園には城端や祭を守ってきた先人をまつる石碑が建てられていることを紹介。報告や感謝の思いを込め、庵唄を披露していることを説明した。「いつも城端のご先祖様に守られている、という気持ちを大切にしている」と話した。しの笛も披露した。

 梅本彩芭(いろは)さんは「祭がこんなに長く続いているのは、ご先祖様や神様を大切にしているからだと思った」と笑顔を見せた。

北日本新聞社

最終更新:2/12(月) 16:08
北日本新聞