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子どものネット利用 家庭でルールを 専門家らフォーラム/青森・八戸

1/30(火) 11:09配信

デーリー東北新聞社

 青森県八戸市に拠点を置くIT関連の誘致企業などで組織する八戸IT・テレマーケティング未来創造協議会(宮崎光世会長)は27日、同市の「はっち」で「子育てとインターネット利活用を考えるフォーラム」を開いた。パネルディスカッションや専門家による講演を通し、参加した子育て世代の市民らが、子どもの適切なインターネットへの関わり方について理解を深めた。

 パネルディスカッションは、セーファーインターネット協会(SIA)の高橋大洋主席研究員が進行役を務め、教育界や協議会の関係者ら5人が参加。八戸市教委の石井一二三主任指導主事は「家庭でネット利用のルールを決めるなどし、保護者と学校が協力することも重要」と強調した。

 協議会に加盟するヤフー(東京)社員でSIA認定インストラクターの田名部真由美さんは「今の子どもたちにはITのない仕事は考えられない時代がやって来る。ネットで情報収集して取捨選択する力が求められる」との見解を示した。

 江戸川大メディアコミュニケーション学部情報文化学科の玉田和恵教授は、ネットの特性として▽公開性▽情報記録が残る▽誤解やトラブルを生みやすい―などを挙げ、子どもの情報モラル教育の充実を踏まえた利活用の必要性を訴えた。

 このほか、ヤフーコーポレートインテリジェンス本部政策企画部の佐川英美マネージャーが「ネット利用の低年齢化とメディアの利用生活習慣」をテーマに講演。協議会のメンバーが、教員や保護者らに安全なネット利用について説明する「ネットセーフティ講師派遣講座」を紹介した。

 協議会幹事長を務めるリゲイングループ(東京)の鹿原祥美さんは「IT企業の知見やノウハウを生かし、今後も協議会全体で子どもの情報モラル教育を推進していきたい」と話した。

デーリー東北新聞社