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ビタミンC輸入量、過去最高に 全世界で需要増、「買い」殺到

1/31(水) 21:23配信

健康産業速報

 供給不安問題にさらされているビタミンCの輸入量が急増している。

 財務省の貿易通関統計では、17年の輸入量はこの10年で過去最高を記録。中国政府の厳しい排煙・排水規制による供給不安を案じ、国内サプライヤー、ユーザーともに早めに手当てを行った結果とみられる。現時点では冬場の環境規制などによる影響は少なく、国際相場も膠着状態。計画生産にシフトし需給バランスや相場の安定化を図ろうと目論む中国有力大手と積極的に供給しようとする中国新興メーカーの今後の戦略が焦点となっており、相場の行方は旧正月明けが正念場とみられる。

 有力大手では、夏場の長期定修や移転問題がクローズアップされており、引き続き予断を許さない状況。一方、これまで中国内需に対応してきた新興メーカーでは海外輸出を行うところも出てきており、今後の需給バランスが相場のカギを握るとみられる。

 日本の輸入量は推定需要1万1000~1万1500トンを上回るかたちとなっているが、先行きの不安を拭えぬ状況にあり、市場への流通量はそれほど多くはなく、高値安定となっている。

 今年1月以降の輸入は高値時の契約分が入ってくることが予想され、キロ1700円の平均相場がもう一段階上昇する可能性もある。

健康産業速報

最終更新:1/31(水) 21:23
健康産業速報