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注目の「インナービューティー」素材 -乳酸菌ブーム、美容サプリにも派生-

2/2(金) 16:40配信

健康産業新聞

美を内面からサポートするインナービューティ市場が拡大している。本紙の調査(2017年下半期)では、関連サプリメントや健康食品の市場規模は1,500億円超。「内から綺麗」に訴求した製品が数多く上市されており、素材では乳酸菌、コラーゲン、酵素(植物発酵エキス)、プラセンタ、ヒアルロン酸などの美容素材が旺盛なニーズに応え人気を得ている。

健康産業新聞(UBMジャパン)

腸内環境改善だけじゃない「乳酸菌」に高い支持

なかでも乳酸菌は大きく伸長した。近年注目を集める「腸内フローラの改善」を訴求したサプリメントの2017年度売上規模は200億円に迫り、各メーカーで特に提案が活発化。健食業界の一大トレンドを形成するに至った。

乳酸菌の機能性研究では、整腸作用や腸内環境改善効果のほか、脂質代謝の改善や、腸内発酵を正常化し、腐敗物質の生成を抑制する効果が報告されており、ダイエットに繋がる認証データも構築されている。

肌関連の機能性表示食品、100品を突破

機能性表示食品では、インナービューティー市場の拡大を受け各社、女性特有の悩みであるシミ、シワなど美肌効果のエビデンス構築に注力。研究データを活用して、肌訴求のトクホや機能性表示食品の申請が増加。肌関連の機能性表示食品は、102品目が受理されている(1月10日現在)。

肌関連の機能性表示食品受理数の関与成分ごとの内訳は、「ヒアルロン酸Na」が63品、「米由来グルコシルセラミド」が18品、パイナップル由来グルコシルセラミドが9品、N- アセチルグルコサミンが5品、アスタキサンチンが3品、こんにゃく由来グルコシルセラミドが2品、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが1品、蒟蒻由来グルコシルセラミドが1品となっている。

今後も女性の就業率の上昇やアクティブシニア層の人口増加などを背景に、インナービューティー市場の拡大が見込まれており、各社で新たな機能性研究が進むことが期待される。

最終更新:2/2(金) 16:40
健康産業新聞