ここから本文です

趣里、主演映画で“引きこもり”熱演 本谷有希子氏原作「生きてるだけで、愛。」

2/5(月) 5:05配信

スポーツ報知

 女優の趣里(27)が芥川賞作家・本谷有希子氏原作の映画「生きてるだけで、愛。」(18年秋公開)に主演することが4日、分かった。カンヌ国際広告祭グランプリの関根光才監督(41)が初めて長編映画のメガホンを執る。共演には昨年報知映画賞主演男優賞を受賞した菅田将暉(24)らが名を連ねる。

【写真】ひきこもりの主人公・寧子を演じる趣里と、恋人・津奈木を演じる菅田将暉

 「異類婚姻譚」で16年1月に芥川賞を受賞した本谷氏。映画化3作目となる本作は感情をコントロールできない女と、他人と距離を置く男の過激で滑稽な愛の物語だ。趣里は、鬱(うつ)からくる過眠症で引きこもり気味の寧子を演じる。難しい役どころだが、「共感した。生きてたら楽しいだけじゃない。誰もがこうなりうる」と語った。というのも、趣里はプロのバレエダンサーを志したがけがで断念。「生きてる心地がしなかった」ほどの苦しさから助けてもらったのが、映画と舞台だった。「自分が表現することで誰かが救われるかもしれない」と考え、女優業に精を入れている。本作の原作と台本を読み、「救いだな。人生そのもので泣いちゃった」と自身の過去や信念と重なった。「苦しいことの先に光や希望があって、だから今、生きてると感じられる作品。誰かを救えたらいいな」。趣里が希望という救いを届ける。

 寧子の恋人の津奈木を演じる、菅田は「特別じゃない日々を大事にしたいと思える映画」とコメント。津奈木の元恋人・安堂は仲里依紗(28)、ほかに田中哲司(51)、西田尚美(47)、らが出演する。先月末にクランクアップした。

 ◆趣里(しゅり)1990年9月21日、東京都生まれ。27歳。俳優・水谷豊と女優・伊藤蘭の長女。2011年、TBS系ドラマ「3年B組金八先生ファイナル」で女優デビュー。16年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、17年「トットちゃん!」に出演し、独特な存在感で注目を集める。特技はクラシックバレエ。

最終更新:2/5(月) 8:15
スポーツ報知