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紅白出場「バブリーダンス」は“挫折”から生まれた コーチが語る舞台裏

2/5(月) 20:02配信

BuzzFeed Japan

017年大きな話題を呼んだ、大阪府立登美丘高校ダンス部(TDC)による「バブリーダンス」。

【動画】カッコよすぎてしびれる…!登美丘高校ダンス部「バブリーダンス」の次へいく最新作

カラフルな衣装に派手な化粧で荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」をキレキレに踊る高校生の姿に釘付けになる人が続出しました。

9月にYouTubeにアップされたMVは4400万再生を突破(2月5日時点)。音楽番組にも多数出演し、年末には「日本レコード大賞」「紅白歌合戦」という大舞台にも出場しました。

たった数ヶ月で“時の人”になった女子高生たち。この一大ムーブメントの立役者がダンス部のコーチかつ振付師のakaneさんです。

25歳の彼女は、自身も同校の卒業生。パフォーマンス面だけでなく、音楽編集、動画撮影・編集もakaneさんが担当しています。

もはやコーチというには存在が大きすぎる……「プロデューサー」と言っていいかもしれません。

BuzzFeed Newsは、激動の2017年を駆け抜けたakaneさんに独占インタビュー! これだけの話題を生み出すパワーの源を聞きました。【BuzzFeed Japan / 山崎春奈】

テスト期間に苦しみながら…激動の12月

――年末のフル稼働、お疲れ様でした。特に12月はお忙しそうでしたが、振り返っていかがでしたか?

YouTube FanFest、Mステスーパーライブ、レコ大、紅白……。数日おきに出演があり、本当に大変でした。

Mステとレコ大でやった「六本木純情派」はまったくの新曲だったので、1週間でゼロから作りました。12月の初めは生徒たちがテスト期間だったので全然練習できなくて、本当にギリギリでした。

――テスト期間という言葉に高校の部活であることを思い出しました(笑)。どの番組でも確実に爪痕を残していてかっこよかったです。

本人たちも「最後のバブリーダンス」という事でとても気合が入っていました。

でも、MVをアップした9月から12月で3カ月経っていましたから。今の時代の3カ月は私の中ですごく大きいと思っているので、飽きられているんじゃないかという不安がずっとありました。

スケジュール的に厳しかったというより、常に新しさを作り、進化を感じてもらわないと、というのが一番プレッシャーだったかもしれません。

――これまでもTDCとして「踊ってみた」などのダンス動画は上げてきたと思うのですがバブリーダンスが「これまでとケタが違う」と感じた瞬間はいつでしたか?

8月に産経新聞さんがニュース映像としてアップした「日本高校ダンス部選手権」の大会映像が、まずものすごい反響だったんです。

取り上げてもらえるのはうれしかったのですが「この寄りの映像より、もっと観てもらいたい瞬間がたくさんある!」とも思ってしまって……(笑)。

せっかく頑張って作ったんだから、見るならちゃんとしたものを見てもらいたい、ならMV撮ろう! やるなら今だ! と即決めました。

時間もお金もないので、撮影は2時間きっかり。オープン前のクラブで生徒たちを急かしながら、絵コンテも描かずに即興で撮りました。

作品自体に強さがあるからそれでちゃんと成立するんです。華やかな照明や映像演出がない大会のステージで完成しているものを、より魅力的に見せていく作業でした。

――公開翌日には100万回再生を超える凄まじい勢いでした。

すごかったです。取材や出演のオファーも立て続けに頂き、「これはちょっと、やっぱり今までと違うな」と確信しました。

タイミングもよかったんだと思います。皆さんの興味が続いているうちに間に合うよう、急いで作れてよかったです。

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最終更新:2/6(火) 18:17
BuzzFeed Japan

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