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オリ増井浩俊が語る 「FA争奪戦」の真相と巨人蹴ったワケ

2/6(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日本ハムからオリックスへ4年総額12億円でFA移籍した増井浩俊(33)。通算156セーブの平野がダイヤモンドバックス入りしたこともあり、3日に福良監督から正式に守護神に指名されるなど期待は大きい。巨人などが動き、争奪戦となったFA移籍の経緯などを聞いた。

 ――新天地で第1クールを終えた。

「今までのキャンプはだいたい暖かい沖縄だったので、宮崎は思っていたよりかなり寒くて……。これからが心配ですね。体幹とか練習メニューも結構違うので、まだ分からないところだらけ。FAで来たので、ある程度は自分のペースでやらせてもらっています。ハイペースにならないように気を付けたいです」

 ――改めてFA移籍を決断した理由は?

「これまでもいろいろな経験をすることでレベルアップしてきた。年齢的に最後かもしれないし、環境を変えて勝負をしてみたかったからです」

 ――各球団で争奪戦となる中、最終的にオリックスを選んだ。

「そうやってマスコミは争奪戦と言ってましたけど、実際は争奪戦になんかなりませんでしたよ」

 ――と言うと?

「実際、正式に誘っていただいたのは2球団でした」

 ――オリックスと巨人?

「はい」

 ――巨人のオファーを断ったのはなぜ? 条件ですか?

「声を掛けていただいてうれしかったのですが、条件というより同じリーグの日本ハムからオリックスを見ていて若くていい選手が多い、これから強くなるチームという印象があった。優勝を狙えるチーム、移籍先で優勝したいと考えたとき、答えはオリックスだった」

 ――巨人より優勝の可能性があるということか? 巨人はイキのいい若手が出てこないのが課題とされている。

「巨人も日本ハムも、最近リーグ優勝しているし、オリックスは(96年以来)かなり遠ざかっていますけど、ボクはそう思いました。確かに巨人は主力がベテランになってきて、チームも低迷していますよね」

 ――オリックスで目についた若手とは?

「打者では吉田(正=24)。えぐいスイングをしているし、飛ばしますね。投手では(2年目の)黒木(23)。新人時代の昨年から、いい投手だなと思って見ていました。同じ2年目の山岡(22)もいいですよ」

 ――もう守護神が決まった。

「奪い取るものだと思っていたので、こんなに早くていいのかなと。もちろん、そのために来たので、やるからには40セーブを挙げて優勝に貢献したい。パはソフトバンクの1強みたいになっている。何とか食い止めたいと思っています」