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須藤凜々花の進む道…タレント経由哲学者 ドイツ留学目指し大学受験真っ最中

2/7(水) 6:00配信

デイリースポーツ

 昨年6月に行われた第9回AKB選抜総選挙の開票イベント中、突然結婚を発表して世間を驚愕(きょうがく)させた元NMB48・須藤凜々花(21)。同8月にグループを卒業し、現在はタレントとして活躍している。国民的アイドルグループの枠に収まりきらなかった破天荒娘は何を思い、何に耐え、そしてどこへ向かうのか。飾りのない本音を語った。

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 卒業から約半年、完全にアイドルから脱却した須藤は、NMB時代と比較した現在を「誰に対する行動か、という部分が全然違いますね」。当時を「あの頃は…、古き良きアイドルオタクのため(笑)。昔のAKBの方が良かったって言われるのがイヤで、アングラ感を大事にしてました。どんだけ国民的と言われても『地下アイドルの中のトップ』という思いがあって」と振り返った。

 縛りの多かったアイドル時代。だが、元来内向的だった須藤にとっては、逆に人間性を取り戻す機会になったという。「すごい皮肉だねって言われるんですけど、アイドルになって恋愛ができるようになったというか、アイドルやってなかったら一生結婚できてないと思う」と断言。理由を「すごい心の動きがあって、あんなに頑張ったのも初めてだったし、信じられないぐらいたくさんの人と触れ合って、たくさんの恥をさらして、たくさんの失敗をして…。泣けるようにもなったし、笑えるようにもなった。そうやって感情が揺さぶられた結果、恋愛ができるようになったんですよね。感謝です」と説明した。

 婚約者との交際を開始したのは、15年の秋ごろ。「好きって思った時点で、アイドルとしては汚れてると思って、本当につらくて…」としつつ、「でも、初めて絶対好きだって思える存在だったし、これだけは逃せない、と。最初にドライブに誘われたときはめっちゃ悩んだんです。でも、『行く!』と即答はしちゃった」と揺れ動いた思いを明かした。

 「恋愛禁止」という不文律の中、メンバーには「遠回しに言ってました。例えば『A子ちゃんって人がドライブに誘われたんだけど、これって行くべきなのかな?』とか」。悩みがつのり、公式ツイッターに「『君の膵臓をたべたい』という本を読んで、感動しました。私だったら『君となら文春に撮られたい』というタイトルで小説を書きたい」とつづったことも。「本当に葛藤のさなかでした。ある意味、魂の叫びでしたね」と笑った。

 総選挙での電撃発表は、メンバーやOGも含め、多くの批判を浴びた。須藤は「それは覚悟の上でしたね。自分中心に考えたら100点ですけど、周りから見たらクソだと思います。自分がやられた立場だったら、アンチ須藤として活動してた」。発表翌日、NMBのキャプテン・山本彩(24)と話し合った。「『何のしがらみも考えずに、今自分が本当にしたいことを教えて』って言われて、『全部の握手会をバックれて、すべて投げ出して駆け落ちしたいです』って言いました。続けて『でも、絶対しませんよ。記者会見もすっぽかして逃げたいけど、ちゃんと握手会もして、自分の口で説明します』と言ったら『うん…、そうした方がいいよ』って。本当に迷惑掛けちゃって…」。奔放な須藤の表情が初めてゆがんだ。

 NMB時代から“炎上上等”の須藤にとって、譲れないこだわりは「自分の言葉で発信する」こと。「今の時代って、発言がわざと炎上するように、雑誌の中づり的に歪曲されて書かれたりするじゃないですか。それはすごいムカつくんです。だから、中づり記事より刺激的なワードを選ぼうって常に思ってる」。表現者ならではの、強い思いだ。

 ドイツの大学院で哲学を学ぶという夢をかなえるために、昨年12月に高卒認定資格を取得し、現在、大学受験の真っ最中。「多分、このままだと浪人しますね」と気長に構えつつ、「ドイツ留学支援してくれる大学を受けようかなと思っています」と明かした。

 芸能活動は継続していく。今後について「自由でいたいです。芸能界で一番自由でいたい」と須藤。「でもお金は大切なんで、今年中にお金が苦しくなったら芸能界を辞めようかと思います。自分の中で『哲学者』っていうのは揺るぎないんで、あまりそれ以外に居場所を作りたくないですね。責任が生じるんで」とジョークも。続けて「何だかんだ言って、2年後にはCMが来てると思います」と自信を口にした。