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青木復帰も複雑…ヤクルト小川監督が漏らした“頭痛の種”

2/7(水) 12:04配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 安打製造機が7年ぶりに戻ってきた。

 メジャーから古巣ヤクルトに復帰した青木宣親(36)が6日、キャンプ地の沖縄で入団会見。かつて身に着けていた背番号「23」のユニホームに袖を通すと、「久しぶりだなあ。入団会見みたい」と笑顔を見せた。

 昨季、球団ワーストの96敗で最下位に沈んだ古巣について「ネットのニュースとかで見ていたけど、ちょっとメンタルやられますよね、あれだけ負けると。マイナスなイメージしか湧かないし、なかなか立ち直れないと思う」と同情。ヤクルトでの8年間では優勝経験がなく、「(日本最終年の)2011年のときに(2位で)優勝を逃している。ボクの中で日本の野球はそこで止まっている。ボク自身が前に進めたら。ヤクルトを優勝させることしか考えていない」と力強かった。

 6年間でメジャー7球団を渡り歩きながら、通算打率.285。順応性の高さと打撃センスは衰えを感じさせず、同席した小川監督は「非常に大きな存在と思っている。技術はもちろん、精神的にも大きな存在」と話した。が、本紙記者がレギュラー当確であろう青木のポジションについて聞くと、途端に苦笑いを浮かべ、頭をかきながらこう続けた。

「(青木が)レギュラーになるかどうかを決めるのは、これからじゃないかな。というか、最初から『青木がレギュラーに決定』と明言してしまうと、他の選手のこともあるからね……。だからちょっとそこは濁す必要があるかなと思っています(笑い)」

 青木を含め、外野のレギュラー候補はバレンティン(33)、坂口智隆(33)、雄平(33)、上田剛史(29)の5人。3枠を5人で争う。青木の復帰が明らかになるや、レギュラー争いに白旗を揚げたバレンティンは、一塁手への転向を直訴。これにも指揮官は困惑している。

「彼はファーストの方が簡単だと思っているかもしれないけど、そうじゃない。ミットも違うし、ファーストの方が難しいよ。外野の方がよっぽど簡単。彼のそういう楽観的なところはいいところでもあるけど、よくないところでもある。外野できちんとやってほしい」

 青木は7日からチームに合流。当面は別メニューで練習し、マイペース調整を続ける。