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【京都記念 静香が見た】レイデオロ、豪快3馬身差先着!バルジュー騎手も太鼓判

2/8(木) 6:04配信

スポーツ報知

◆京都記念追い切り(7日・美浦トレセン)

 G1馬4頭が顔をそろえた京都記念(11日、京都)で主役を張る昨年の日本ダービー馬レイデオロが7日、美浦のWコースで追い切られた。代役のバルジューを背にした4歳馬がバージョンアップした姿を、石野記者がコラム「見た」で分析した。

 今まで見たことのない豪快な追い切りだった。インを想定していたレイデオロが、4コーナーで大外へ誘導された最終追い切りがあっただろうか。内のラボーナ(4歳1000万)、中のトゥルーラヴキッス(5歳500万)を並ぶ間もなく抜き去ると、5ハロン69秒6―12秒4で2頭に3馬身先着。4歳になって一段とパワーアップしたように映った。

 初コンビを組んだバルジューの言葉が、それを証明しているようだった。「ベリー グッド! いい馬だと確認できた。パワーもあるし、乗りやすく、走る馬によくある賢い雰囲気もある。全体的にいい馬だと感じました」。とにかく満足げだったイタリア人の表情からも調子の良さが伝わってきた。

 こんなにダイナミックに映ったレイデオロの調教は見覚えがない。それもそのはず。Wコースで追い切りをするようになった皐月賞以降、最終デモは併せ馬なら進路を内に取るか、単走追い。併せ馬で外を回ったのは初めてだった。「併せるとテンションが上がる」(藤沢和師)ため、追い切りの形を考慮をしてきたが、2週連続で外を回る意欲的な調教ができたのは、精神面の成長があるからに違いない。

 「操縦性が高く、いいパフォーマンスで走っているイメージ。追い切りに乗って感触をつかめ、自信を持ってレースに行ける」とバルジューは力を込めた。今回は騎乗停止の主戦・ルメールに替わる鞍上として白羽の矢が立ったが、「クリストフ(ルメール)にとっては残念だけれど、チャンスを生かしたいと思います」と代役だけで収まるつもりはない。イタリア人にそう思わせるのが、バージョンアップした昨年の日本ダービー馬。間違いなく始動戦から本気モードが漂う。(石野 静香)

<藤沢和師に聞く>

 ―最終追い切りは3頭併せの最後方から余裕十分に抜け出しました。

 「楽に動けていたね。順調だよ。先週もやっているのでこんな感じ。先週、ルメールに乗ってもらって状態は上がってきた」

 ―昨年と比べてどのあたりに成長を感じるでしょうか。

 「見ての通り、馬は大きくなって帰ってきた。体つきが良くなり、体重は10キロくらい増えている。たくましくなったし、落ち着きも出てきた」

 ―ジャパンC(2着)から2か月半ぶり。4歳初戦を迎えます。

 「古馬相手になるけれど、前走のジャパンCも古馬相手に2着。勝たせてあげたかったが、よく頑張ってくれた。今回もダービー馬として頑張ってほしい。やはり、ダービー馬にはダービー馬らしい競走馬生活を送らせてあげたいからね」

最終更新:2/11(日) 18:57
スポーツ報知

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