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緩和は忍耐強く緩やかに解除すべき=米ダラス連銀総裁

2/8(木) 19:03配信

ロイター

[フランクフルト 8日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は8日、米連邦準備理事会(FRB)は金融緩和を引き続き緩やかに解除していく可能性が高く、2018年に3回利上げを実施する可能性があるとの見解を明らかにした。独フランクフルトで開催されたビジネス会議で発言した。

カプラン総裁は、最近の市場のボラティリティー自体は自らの基本シナリオを変えるほどではないものの、今回の変動に関しては「非常に警戒している」と表明。実体経済に何らかの影響があるかどうかを調査すると述べた。

総裁は「現時点で、市場のいまの調整が金融情勢に波及しているとは考えていない。ただ、注意深く観察していく」と話した。

2月に入り米株式相場は大幅下落したが、この2日間は平静を取り戻している。

カプラン総裁は、景気刺激策を解除する場合は忍耐強く緩やかに実施すべきだと主張。金利動向について予断を持つべきではないと述べた。

米国の金融引き締めにおいては、急速な経済成長と失業率の低下が主な議論の的になっている。カプラン総裁は今年の失業率について、完全雇用とみなされる4%未満に低下すると予想した。

同総裁によると、全体的な成長は今年ピークを迎え、19年と20年に若干鈍化する見込みだという。

同総裁は「2018年は米国にとって好調な年となる」との見通しを示し、「わが国は完全雇用の状態にあるか、それに近いと考える。失業率は年内に4%を下回るだろう」と話した。

*内容を追加して再送します。

最終更新:2/14(水) 3:58
ロイター