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【日本ハム】清宮、右手親指骨挫傷から11日にも打撃再開へ

2/9(金) 6:04配信

スポーツ報知

 【スコッツデール(米アリゾナ州)7日=ペン・小島和之、カメラ・泉貫太】日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、第3クール初日の10日(日本時間11日)にも打撃練習を再開させることが分かった。右手親指の骨挫傷の影響で、キャンプ直前の1月30日以降はバットを握った練習は行っていないが、球団関係者によると素振りなどの軽い練習から再開させる予定。高校通算111発の金の卵が、ようやく打撃面でのスタートを切る。

 1月30日に打撃練習を回避してから8日間。右手親指の完治を優先してきた清宮に、ようやくGOサインが出される見込みとなった。球団関係者はこの日、10日にも打撃練習を再開させる方針を明かした上で、「まずは素振りから。(強度を)上げていけば下げることもある。その繰り返しになると思う」と説明した。

 入念な確認を経ての再開となる。1月30日に栗山監督の方針で打撃練習の回避が決定し、キャンプ期間は課題の守備や走塁面のレベルアップに励んできた。練習と並行しつつ定期的に医師による患部のチェックが行われ、球団も回復具合を慎重に把握。怪物ルーキーのために万全を期してきた。

 順調な回復は、栗山監督の様子が物語っていた。この日、打撃練習の再開について、「今日の動きを見ていると、俺の中で整理するところができていけば(練習段階を)前に進めていいところも出てくる」。明言こそしなかったが、近いうちの打撃練習再開を検討していることは明らかだった。

 10日は今季初対外試合の韓国KT戦が控えるが、清宮は別メニュー調整となる予定。指揮官は「今までみたいに時間を取って、というのはできなくなるかもしれないけど、継続してやらなきゃいけないこともある」と、特別メニューに取り組ませる考えも明かした。

 清宮は、この日も守備練習中心のメニュー。アシックス製の黒のファーストミットに代わる、アディダス製の赤いミットをキャンプで初使用し、「黒い方が使いやすくなってきたので、(形を)つくっておこうかなと。結構いい感じ」。先に見据える実戦への準備にも取りかかった。

 バットが握れない日々の中で、「そりゃあ打ちたいですよ」と、本音をこぼしたこともあった。地道なリハビリ期間を乗り越えて、怪物がようやく本当のキャンプインを迎える。


 ◆日本ハム・清宮の経過
 ▽1月8日 千葉・鎌ケ谷市の球団寮「勇翔寮」に入寮。
 ▽9日 新人合同自主トレスタート。ロングティーで120メートル弾。
 ▽17日 春季キャンプ1軍スタートが決定。
 ▽18日 JRA競馬学校の生徒との交流会。練習用の木馬にまたがり“乗馬”体験。
 ▽19日 右手親指付け根(母指基節骨=きせつこつ)の骨挫傷でキャッチボールと打撃練習を回避。
 ▽22日 4日ぶりにキャッチボール再開。
 ▽25日 都内の病院で再検査を受け、予定通り1軍キャンプ参加に。
 ▽26日 8日ぶりにスイング再開。
 ▽27日 ゴム製の緩衝材を右手親指につけ、9日ぶりに打撃練習再開。
 ▽28日 新人合同自主トレを打ち上げ、米アリゾナに出発。
 ▽29日(現地時間) 合同自主トレ初日、中田と一塁で内野ノックを受ける。フリー打撃は回避。

最終更新:2/12(月) 9:25
スポーツ報知