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JARO、ランキングサイトに警告 サプリ企業からサイトに報酬、効能を表示

2/8(木) 12:10配信

健康産業新聞

日本広告審査機構(JARO)は、2017年度上半期の相談受付件数が前年同期比4.5%増になったと発表。薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)違反のおそれがある健康食品広告等に警告を行った。17年4~9月の相談受付件数は5,283件で、前年同期より226件増えたという。

健康産業新聞(UBMジャパン)

苦情で最も多かったのは、スマホアプリなど「デジタルコンテンツ等」で404件(前年同期比24.3%増)。「健康食品」が193件で2位となり、件数は前年同期と同数だった。不適切な広告に対する見解は19件(警告16件、要望1件、提言2件)。見解のうち健康食品は8件で、商材はヤマブシタケ、コエンザイム、乳酸菌、青汁などだった。二日酔いやこむら返り、いびき、認知機能などの効果が標榜されていた。

警告事例では、検索で表示されたランキングサイトで「お勧めとして表示されるのはA社のサプリメントばかりだ。ランキングサイトを装った広告なのではないか」との苦情が消費者からあった。確認したところ、当該ランキングサイトにA社からアフィリエイト報酬が支払われていた。JAROでは医薬品的効能が表示されていたことから、薬機法違反のおそれありとして警告した。

JAROでは、サプリメントを販売していないランキングサイト運営事業者には、規制対象を「自己の供給する商品又は役務の取引」に限定する景表法は適用されないと指摘。ただ、薬機法の効能表示規制は“何人も”となっていることから、ランキングサイト運営事業者にこの規定を適用して警告したと説明している。また、定期購入トラブルの事例が依然として減少していないとも指摘した。

最終更新:2/8(木) 13:32
健康産業新聞