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今年のバレンタインは“フォトジェニック”に メーカーから百貨店まで「SNS映え」意識した展開

2/8(木) 16:09配信

食品産業新聞社ニュースWEB

〈“恋愛離れ”、「モノ」から「コト」への価値変化〉

近年、日本ではバレンタインの用途や目的が多様化している。

背景には少子化や若者の恋愛離れに加え、東日本大震災以降の「キズナ消費」の定着、「モノ」から「コト」への消費価値の変化などがある。特に、体験を重視する「コト消費」は、日常の出来事を共有できるSNSと親和性が高いことから、今シーズン各社の商品や販促策は「フォトジェニック(SNS映え)」という点で共通している。

〈メーカーはレシピ紹介やコラボ展開などで機運盛り上げ〉

明治は、好調な「明治ザ・チョコレート」から、「メキシコホワイトカカオダーク」や「セレクションギフトボックス」など期間限定品を一部百貨店等で発売している。ほかにアパレルブランド「ニコアンド」とのコラボ品を同ブランド店舗やウェブストアで販売。また10代・20代の若年層へ向け、特設サイト上で「手作りチョコレシピ」を紹介している。難易度や調理時間、タイプなど条件を入力することで好みのレシピを検索しやすくした。包装のアレンジ術も紹介。

森永製菓は、「ダース」発売25周年の記念商品「ダースプレミアムフルーツ&ナッツ」「ダースプレミアムカカオ」を期間限定で発売。販促策として、「♯森永バレンタイン2018」と題したSNS投稿を促す手作りレシピの提案を実施している。また、アサヒビールとの協働により、「カレ・ド・ショコラ」や「小枝」とウイスキーのペアリングを提案する。

ロッテでは、恒例のプロモーション“ガーナで手作りバレンタイン”を実施。施策の一環として2月1日に都内で開催したPRイベントには、イメージキャラクターを務める土屋太鳳さん、松井愛莉さん、広瀬すずさんの3人が揃って登壇。ガーナらしい赤いエプロンを身にまとい、「フォトジェニック」なガトーショコラ作りに挑戦した。同施策では「カンタン」「たくさん」「おしゃれ」など条件別レシピに加え、レシピ動画や「ホットチョコレート」「チョコごはん」など、多彩なレシピをウェブ上に取り揃えている。人気タレントを起用したテレビCMやイベントにより、バレンタイン機運を盛り上げていく。

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