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「上位を狙える」平成唯一の三冠王・松中氏がオリを高評価 「静か」と指摘も

2/8(木) 19:24配信

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ロメロ、マレーロが残留「打線はいい。中心となる打者が揃っている」

 12球団が一斉にキャンプインしてから、はや1週間が経った。各チーム第2クールに突入し、チームによってはシート打撃がスタートしたところも。徐々に実戦モードに移行し、ここから選手のアピール合戦が本格化していくことになる。

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 宮崎市の清武総合運動公園でキャンプを行うのは、昨季パ・リーグ4位に終わったオリックス・バファローズである。福良淳一監督が就任して3年目となる2018年。ロメロ、マレーロといった昨季活躍した助っ人が残留し、新助っ人としてアルバースが加入。即戦力ルーキーの田嶋大樹投手も加わった。

 宮崎キャンプ第2クール最終日となった8日に、平成唯一の三冠王で現在は解説者も務める元ソフトバンクの松中信彦氏がキャンプ地を訪問。今季のオリックスを「楽しみなチーム。うまくいけば、上位を狙える」と評した。

「とにかくオリックスは打線がいい。ロメロ、マレーロの外国人2人が残って、T-岡田、吉田正、中島、小谷野と中心となる打者は揃っている」と語り、中軸の破壊力は王者ソフトバンクに匹敵すると見ている。その一方で「その中軸の脇を固める打者が大事になる。そこがまだいない。足を使える(後藤)駿太なんかが1番にハマって、9番に安達がいるような形になれば、いい打線になる」と、自慢の中軸に回るまでの1、2番が鍵を握るとした。

静かな投内連携に「もっと叫んでもいい。それによって活気が出る」

 投手陣についても「どれくらいやれるかはまだ分からないですけど、田嶋やK-鈴木といった新人も良いと聞きます。金子千尋、西、ディクソン、山岡といて、田嶋や松葉といった面々が入ってくれば、駒は揃っている。平野が抜けても、増井が入って後ろはある程度しっかりしている」と話した。

 その中で「見た瞬間に気になったことがある」と1つのポイントを指摘した。それはグラウンドで投内連携を見ていて感じたことだと言う。

「静かすぎるなぁと感じましたね。元気良く声を出していない。ホークスのノックなどを見ると、とにかく元気があります。それが強さの1つでもある。タッチの瞬間1つとっても大きな声で『アウト!!』と叫んでいい。それによって活気が出るし、集中力も上がるものなのです。僕が現役の頃は小久保さんや僕たちが元気を出していて、それが伝統となって受け継がれています。それは生え抜きの選手たちがしないといけない。小谷野や中島はベテランだし、移籍組。安達やT-岡田らがやらないといけない。主力が率先して盛り上げていかないといけない。そうやってチームは強くなっていくものです。そして、活気があると見ているファンも楽しいものですよね」

 細かいことかもしれないが、こうした細部を詰めていかないと「今のホークスを倒すことは難しい」とも松中氏は語った。間違いなく厚みを増してきたオリックスの選手層。1996年に優勝してから遠ざかっているパ・リーグの頂点。果たして、オリックスはその座に手を届かせることができるか。

福谷佑介 / Yusuke Fukutani

最終更新:2/8(木) 20:52
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