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佐賀県有明海漁協 国の基金による和解案受け入れ結論先送り

2/9(金) 19:08配信

NBC長崎放送

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諫早湾干拓の排水門開門を求める佐賀県有明海漁協が9日、国が示した基金による和解案について検討する会議を開きましたが、案を受け入れるかどうかの結論は先送りされました。

会議は9日午後から佐賀市の佐賀県有明海漁協で開かれ、15支所の幹部ら、およそ30人が出席しました。国が示している和解案は、開門せず100億円の漁業振興基金を創設するもので、一昨年、長崎地裁で行われた和解協議で一度、提示されたものの、佐賀県漁協などの反対で成立しなかった経緯があります。この基金案についてこれまで開門を求めていた佐賀県漁協は、先月、基金とは別に「調整池の排水ポンプの増設」などを条件に、受け入れの可否を検討するよう各支所に通達していました。

「それぞれの意見を聞いて、取りまとめをしたいと思いますので、よろしくお願いします」(佐賀県有明海漁協・德永重昭組合長)

非公開で行われた会議の結果、福岡高裁で審理中の開門をめぐる裁判が今月26日に結審、または和解勧告となる見込みのため、佐賀県漁協としては、それまで受け入れ可否の判断はできないとの結論に至りました。

「(裁判で)和解案として出てきて、我々、漁業者がそこに意見を述べる機会があるのかないのか、そこらへんのところを踏まえないと判断できない」(佐賀県有明海漁協・德永重昭組合長)

佐賀県有明海漁協では10日に開かれる福岡、熊本の漁協との3県協議で、会議の結果を報告するとしています。

NBC長崎放送

最終更新:2/9(金) 19:08
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