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北原里英、傷だらけの主演映画で見せた「アイドル卒業」への決意

2/10(土) 5:26配信

シネマトゥデイ

 そもそも北原は、AKB48に入る以前から女優を志し、さまざまなオーディションを受けてきた。だが、連戦連敗が続き、唯一振り向いてくれたのがAKB48だった。気付けば10年。「AKB48の中で、わたしが一番面白い歩き方をしてきた」と述懐する。

 自己犠牲を惜しまない性格ゆえに、一見、遠回りしているように見えるが、ほかのメンバーができなかったさまざま経験が、女優を目指していた北原に、今、強力な栄養素となって全て還元されているような気がする。「メンバーやスタッフを大切に思う気持ちは誰にも負けない自信がある。次は自分をもっと大事にして、1人でも活動できる自分らしさを伸ばして生きたい」。この発言からも、過去のアップダウン人生は、間違いなく北原を成長させたことがわかる。

 「『サニー/32』は、誰にも渡さない。わたしの人生を代表する作品。今のところ棺桶まで持っていくつもりだけれど、でも、次はこの作品を超えるものにしないとダメですよね」と自我に目覚めた北原の新たな可能性に期待したい。(取材・文:坂田正樹)

映画『サニー/32』は2月17日より全国公開(新潟・長岡にて先行上映中)

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最終更新:2/10(土) 5:26
シネマトゥデイ