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AKBもついに…「脱CD」の布石? ファンがメンバー選考「ドラフト会議」の意味 身近なアイドルの未来

2/15(木) 7:00配信

withnews

 AKB48や姉妹グループの新メンバーを選ぶ「第3回AKB48グループドラフト会議」が先月、都内で開かれました。いわゆるアイドルオーディションですが、メンバーになる候補者を「指名」したのは運営側ではなくファンたち。「ファン目線」でのメンバー選考について、考えてみました。(朝日新聞記者・小松隆次郎)

【画像】「ドラフト会議」指原・込山・白間…メンバーが「くじ引き」で見せた「必死の形相」

動画配信サイトで投票

 秋元康さんがプロデュースするAKB48グループは国内に計六つあり、計300人以上のメンバーが所属しています。

 過去2回のドラフト会議は、それぞれのチームの現役メンバーと運営幹部らが相談して選びました。

 新メンバーの候補者は12~18歳の68人。昨年秋に始まった事前オーディションの1次審査(書類)、2次審査(面接)、3次審査(ダンスと歌唱)を通過しており、ドラフト会議はいわば「最終審査」です。

 ファン投票は、インターネットの動画配信サイト「SHOWROOM」上で行われました。サイト上では、ファンが自分のチームを決め、そのチームに入れたい候補者を投票していきました。

「責任負えない」ネット上では賛否

 ファン投票でメンバーを選ぶという試みに、開催前からネット上では賛否両論でした。

「簡単な気持ちで彼女たちの未来を選ぶ責任を負えない」
「何を基準に選べばいいの? 私たちど素人の直感で(選ぶの)は無責任過ぎる」
「(指名された)ドラフト生(候補者)にははじめからファンがついている! むしろ安心だ」

 メンバーを自分たちで選べるし、人気の高い子がメンバーになれば、ファンも喜ぶんじゃないの? そう思う人もいるかもしれません。でも、そう単純ではありません。

「プロの目」のすごさ

 「プロの目」で選ばれた「アイドルに向いてなさそうに見えた子」がみるみる成長し、人気メンバーへとのし上がる。人気が出なくても、「一推し」として応援できる存在になる。アイドルファン、特にAKB48グループのファンは、そんなアイドルたちをたくさん見てきたのです。

 私自身もこれまで、加入当初に「大丈夫かなあ?」と思っていたメンバーが何人もいました。でも今はそんなメンバーたちを見ると、「オーディションで選んだ人たちの目はすごい! えらい! ありがとう!」と言いたくなります。見違えるように成長しているのです。

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最終更新:2/15(木) 7:00
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