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今大会王者に惜敗、宮里優作11ホールの死闘に「いい経験」

2/11(日) 19:41配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<ISPS HANDA ワールドスーパー6パース 最終日◇11日◇レイクカリーニャップCC(7,143ヤード・パー72)>

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「長かったですね…」。

11ホールに及ぶ死闘を演じた宮里優作は、疲れた表情で笑った。

最終日のマッチプレーに進出したアジア勢は24人中7人。この日行われた全24マッチで、唯一アジア勢同士が顔を合わせたのが、宮里と今大会で優勝を飾ったキラデク・アフィバーンラト(タイ)による一戦だった。

世界ランクは宮里が51位、アフィバーンラトが53位。実力拮抗の二人による対決は、両者一歩も引かない熱戦となった。2回戦から登場の宮里は最初のホールでボギーをたたき、アフィバーンラトにリードを許した。それでも3ホール目から連続バーディを決め、5番でポイントを失ったがオールスクエア。迎えた最終6ホール目をともにパーとし、決着は延長戦へともつれ込んだ。

最終ホールの右サイドに作られた特設ティから、85ヤード・パー3の繰り返しで行われたプレーオフ。「風がコロコロ変わる。強かったり弱かったりしていて、難しい」と気まぐれな風に悩まされ、お互いに攻め手を欠いた。しかし、パー行進が続いて迎えたプレーオフ5ホール目。「(向かい風が)吹いていると思った」という宮里の1打はグリーンを大きくオーバーし、バンカーへ。このホールをパーとした宮里に対し、バーディを奪ったアフィバーンラトに軍配が上がった。

「決められるところで決めきれなかった。マッチプレーは難しい」と、くたびれた表情で戦いを振り返った宮里。プレーオフでは特設ティからのパー3と珍しい形式がとられたが、「アフィバーンラトも初めての経験だったので、お互い良いプレーではなかったね。まあ、いい経験になりました」と、この日の戦いを統括した。

次戦は3月に行われる「WGC-メキシコ選手権」を予定している。「今週はちょっと(プレー内容が)ダメだったので、いろいろ洗い出して見直したいと思います。メキシコは(アジアよりも)時差がありますし、いろいろと大変になってくると思います」。今大会の王者を最後まで追い詰めた。その経験は、激化する戦いの中で必ず生きてくる。

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