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自動車生産200万台回復へ タイ工業連盟、18年販売増を予想

2/12(月) 7:15配信

SankeiBiz

 タイは2018年、5年ぶりに自動車の国内生産が200万台を突破しそうだ。タイ工業連盟(FTI)によると、17年の生産台数は前年比2.3%増の198万8823台だった。18年は国内販売の増加が予想されることから、大台回復がほぼ確実としている。現地紙バンコク・ポストが報じた。

 同国の自動車生産は、12年に245万3717台で初めて200万台を超え、13年も245万7057台と過去最高を記録した。しかし、14年は前インラック政権が12年に講じた新車販売促進策の終了の反動で国内需要が冷え込み、188万台に急減した。

 17年は、国内の新車販売が前年比13.4%増と5年ぶりに回復し、87万1650万台に盛り返した。FTIは18年も国内販売の好調が持続し、90万台を超えると予想する。

 FTIの幹部は、観光市場の拡大や東部経済回廊(EEC)の整備加速で18年の同国の国内総生産(GDP)成長率が3.8~4.0%になると予測している。そのうえで「インフラ整備など政府の施策が奏功し、国内経済が上向いている」と述べ、200万台回復に自信を示した。

 一方、17年に前年比4.1%減の113万9696台だった輸出は、18年も苦戦しそうだ。同幹部は、輸出先の各国で規制強化の動きが強まっていると指摘し、同3.5%減の110万台にとどまるとの見解を示した。

 17年の輸出の地域別構成比は、オセアニア地域が35万4172台で全体の31.1%、アジア地域が30万4590台、欧州が14万3655台で12.6%などと続いた。

 車種別では、ピックアップトラックが36万4706台で最多、乗用車が34万6250台で2番目だった。(シンガポール支局)

最終更新:2/12(月) 8:40
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