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ガッツポーズから暗転…宮原知子、それでも前を向く

2/11(日) 20:12配信

朝日新聞デジタル

(11日、平昌五輪フィギュアスケート団体・女子SP)

 五輪本番の銀盤に初めて宮原知子が降り立った。「いよいよ、この舞台で演技する時が来てしまったんだ」。団体の女子ショートプログラム(SP)。手応え十分の演技を、最後はガッツポーズで締めた。

【写真】女子SPの演技を終え、得点の発表を見る宮原知子(手前左)=白井伸洋撮影

 ところが、得点は68・95点。自己ベストの74・64点には及ばない。「ジャンプ全部で回転不足をとられたの?」と思ったという。手応えとは正反対の採点に驚きとやるせなさ。じっとその得点を見つめた。

 回転不足は冒頭のルッツ、トーループの3回転の連続ジャンプ。基礎点10・30点で出来栄え点がつけば10点以上も稼げる見せ場が、6・00点。1月の四大陸選手権(台北)での課題を五輪でも突きつけられた。

 それでも、宮原は「得点は悔しいけど、楽しんで滑れた」と言い、「演技自体はそんなに悪くない。修正して頑張りたい」。21日からの個人戦に目を向けた。(榊原一生)

朝日新聞社