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阪神・才木、評価急上昇!制球力強化で“勝てる投手”に

2/11(日) 8:24配信

スポニチアネックス

 ◇NEWスター候補生=阪神・才木浩人投手(19)

 評価を急激に上げているのが、高卒2年目の阪神・才木だ。1メートル89の長身で、最速153キロの速球が武器。期待の戦力として金本監督から何度も名前を挙げられ、春季キャンプも1軍に抜てきされたが、19歳右腕は「自信はまだない」と冷静に自己分析する。

 「周りの方は“真っすぐが良い”とか言ってくれるけど、まだまだ抑えられるボールではない。現時点で“1軍で投げて何勝もできる”とかは考えられない」

 昨年10月5日の中日戦(甲子園)で1軍デビュー。2試合に登板し、計2回2/3を無失点と経験を積んだ。「ローテーション候補」との声も耳に入ってくるが、今キャンプで力の差を痛感している。7日の紅白戦では2回2死一塁で西岡と対決し、1ストライクから緩いカーブで「タイミングを外したと思った」というが、完璧に捉えられて右翼席に運ばれた。

 「やっぱり全然違います。反応とか、スイングスピードも。西岡さんのように1軍の選手は(タイミングを)外したと思っても完璧に打たれる」

 そんな打者がズラリと並ぶのが1軍だと、改めて感じた。現在は強化ポイントに「制球力」を掲げている。「真っすぐも変化球も“決めたい”と思った球が完全に決まっていない」。わずかボール1個分の差が、試合の勝敗を分けることになるのだ。

 勝てる投手になるために、平均台に乗ってのネットスローなど、バランスを求めた練習に取り組んでいる。「最後、1軍登録のまま終わりたい」。無限の可能性を秘める19歳。南国・沖縄で課題を克服すれば、プロ2年目は大きく飛躍することができる。 (巻木 周平)

 ◆才木 浩人(さいき・ひろと)1998年(平10)11月7日、兵庫県生まれの19歳。小学1年から野球を始め、中学時代は軟式野球部。須磨翔風ではエースとして2年春に県4強。3年夏は県2回戦で敗退。甲子園出場はなし。16年ドラフト3位で阪神入団。プロ初登板となった昨年10月5日の中日戦でホールドをマークした。1メートル89、80キロ。右投げ右打ち。

 【番記者寸評】まだまだ細身の体だが、ムチのようにしなる腕の振りは「バチン!」と聞こえてきそうだ。現在、153キロの最速はまだまだ伸びそうで、今年はもちろん、将来、猛虎のエースになり得る存在だ。