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【楽天】田中が三好が、紅白戦で“一発”回答

2/12(月) 8:04配信

スポーツ報知

◆紅白戦 紅組4―4白組(11日・久米島)

 楽天は11日、沖縄・久米島で紅白戦を行い、定位置を狙う三好匠内野手(24)、田中和基外野手(23)が一発を放ち、アピールに成功した。三好が4回に池田から左越えに運ぶと、5回には田中が藤平のスライダーを右中間に叩き込んだ。この日で1軍の久米島キャンプは打ち上げ。12日に沖縄本島に移動し、13日から沖縄・金武(きん)町で実戦を中心とした2次キャンプに入る。

 小雨交じりの強風を、力強い打球が切り裂いた。4回2死走者なしから、三好が、2年目右腕・池田をとらえる左越えソロ。5回には田中が、藤平から右越えソロを放ち、スタンドを沸かせた。レギュラー奪取を狙う若手2人が、そろって本塁打を含む4打数2安打1打点。充実の久米島キャンプを、一発で締めくくった。

 チャンスをつかむ。遊撃のレギュラー・茂木栄五郎内野手(23)が右肘手術で出遅れ、開幕は微妙な状況。三好は「みんなに(チャンスと)言われるんで、プレッシャーはありますけど、やれることはしっかりやりたい」。昨季は安定した守備力で1軍に定着したが「よくなったと思われるように、結果を求めていきたい」とバットでも、開幕までアピールを続けていく。

 田中はし烈な外野手争いの真っただ中だ。自身はスイッチヒッターで主力に左が多いだけに、ライバルは、同じく俊足で右のオコエ瑠偉外野手(20)。「オコエに勝とうと思ったら、確実性を上げていかないと。今年は波をなくしたい」。西武に移籍した松井稼頭央外野手(42)のアドバイスを受け、バットを寝かせた新フォームに挑戦中。「タイミングも取りやすい」と手応えを感じている。

 梨田昌孝監督(64)は「茂木が治ればというのはあるけど、今決める必要はないし、いろいろな選択肢があるようにしたい。田中はオコエとライバル関係。レベルの高い競争をしてくれている」と目を細めた。昨季はウィーラーらが注目され、外国人依存とも言われた野手陣。若手の底上げによる競争の激化が、チームに本当の力をもたらしていく。(山口 泰史)

最終更新:2/14(水) 22:41
スポーツ報知