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「ファミレスのスープバーもストレス」右利きが気付かない社会の不便さ

2/11(日) 20:10配信

AbemaTIMES

 「世の中、右利きだと思わないでほしい。左利きもいるから左利きの理解をもうちょっと広めてほしい」。
 「お前らも一回、左利きになったほうがいいぞ。そうしたらわかるから」。

 2月10日は、そんな怒れる“左利きグッズの日“だ。この記念日を制定した神奈川県の文房具店「菊屋浦上商事株式会社」の店内には、左利き専用アイテムのコーナーが設置されている。自身も左利きの浦上裕生社長は「2月10日の頭に0をつけると0210でレフトになるので制定させていただいた。右利きの人は右利きの社会の中でしか生きてないと思うが、左利きの人もいるんだよ、とちょっとでも気にかけて欲しい」と話す。

 世界の人口の約10%、血液型AB型の人とほぼ同じ割合で存在する左利き。レオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、アインシュタインなど、左利きには器用で天才肌、というイメージもある。しかし左利きの人たちは「左利きで良かったことは特にない」と、むしろ“右利き中心社会“に怒りを覚えているようだ。
 
 まず聞かれたのが、字を書く際の不満。「ノートを書くときに手のひらの側面が汚れた」「100マス計算するときに、左側の数字が見えなくて、1回1回手をずらさないとダメ。それで秒数が遅くなっていった」。そして駅の改札。ICカードをタッチしたり切符を入れたりするとき、左利きの場合は腕を身体の前でクロスさせる格好になり、通りづらいのだという。「改札に一つだけでいいから左利き用を作ってほしい」。

 ファミレスのスープバーのお玉も、左利きの人にとっては大変なストレスだ。「先端が細く注ぎ口になっているおたまは、右利きの人じゃないと使えない」。これがどれほど大変なことなのか、右利きの人が左手で使い、脳波を測定してみた。すると、確かにうまく注ぐことができず、緊張や注意、興奮を示すメーターがMAXに振り切れた。

 「急須でお茶を淹れづらい」「外食の際、隣の人と腕がぶつかる」「ネックレスの留め具が止めづらい」「ブラジャーのホックを留めづらい」…中には右利きが気づかない、意外な不満も。マジシャンだという男性は「左利きの人はトランプを広げると数字が見えなくなる」と指摘する。実はトランプも、右利き用にできていたのだ。

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最終更新:2/11(日) 20:10
AbemaTIMES