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<赤インゲン豆>新品種開発 「きたロッソ」煮崩れしにくく

2/12(月) 7:26配信

毎日新聞

 北海道立総合研究機構十勝農業試験場(北海道芽室町)は、赤インゲン豆の新品種を開発し、名称を「きたロッソ」と決めた。赤インゲンのうち、甘煮に向くほっくりした金時豆系は北海道を中心に生産されているが、サラダや料理用などの煮崩れしにくいレッドキドニービーン系は北米など外国産がほとんどで、対抗する国産品種がなかった。

 十勝農試によると、レッドキドニービーン系の品種開発は国内で初めて。2007年から10年かけて開発し、試験でも風味や色の鮮やかさが海外産を上回ると確認された。

 北海道の「北」とイタリア語で赤を意味する「ロッソ」を合わせて命名。煮込むと赤い色が薄くなる大正金時と違い、加熱後も色鮮やかで皮がしっかりして煮崩れしにくい。色としっかりした食感を生かした塩ゆでなどのおつまみにも向くという。

 北海道は豆の生産量日本一。食物繊維やポリフェノールの多さで豆料理への注目が高まっており、今年から十勝地方を中心に道内での生産を数年で300ヘクタール程度まで広げ、道内の食品メーカーと水煮食品などの商品開発も進める。【田所柳子】

最終更新:2/12(月) 7:26
毎日新聞