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石垣の殺人、逮捕の男は容疑否認 元従業員

2/12(月) 6:34配信

琉球新報

 沖縄県石垣市の土木会社事務所で5日に事務員の52歳女性が殺害され、現金や財布などが盗まれた強盗殺人事件で沖縄県警八重山署と県警捜査第1課は11日、同社の元従業員で無職の38歳の男を強盗殺人容疑で逮捕したと発表した。逮捕は10日付。県警によると、男は容疑を否認しているという。

 捜査関係者によると、現場付近から逃走する男の目撃情報があったほか、血の付いた衣服を着ていたという情報もあったという。犯行に用いたとみられる男の刃物や車を押収、血液などの付着がないか鑑定を進めている。

 逮捕容疑は5日午後4~5時ごろの間、事務所内で女性の顔面や首などを刃物で切りつけて殺害し、現場にあったカバンや財布、現金を奪った疑い。男の家族によると、事件発生後の同日午後6時ごろ、右手をけがした男が石垣市内の実家を訪れ「包丁でけがをした」などと述べ、薬を塗り包帯を巻いて治療していたという。

 県警は6日、同署に刑事部長をはじめとする66人体制の特別捜査本部を設置していた。同本部は、事件発生時が同社の給料日であったことから会社の事情を知る者の犯行とみて従業員や元従業員などから事情を聞いていた。そこで昨年8月まで同社で勤務していた男が捜査線上に浮上した。

 男は10日までに複数回の任意の事情聴取に応じていた。県警は10日午後7時半ごろ男の自宅を捜索。犯行に用いたとみられる車や刃物などの証拠品数点を押収し、11日も家宅捜索を続けた。

琉球新報社

最終更新:2/12(月) 6:34
琉球新報