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NGTを4月卒業の北原里英 女優第1弾映画「サニー」を語る

2/12(月) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 NGT48・北原里英(26)の初主演映画「サニー/32」が17日から全国公開される。本作は「凶悪」の白石和彌監督率いる、“凶悪的”アイドル映画である。今年4月にNGTを卒業。本作が女優転身第1弾になる北原を直撃した。

 映画はピエール瀧(50)とリリー・フランキー(54)コンビに北原が拉致監禁されて血まみれという衝撃的なバイオレンスから物語が始まる。なぜアイドルの北原がこれほど激しい作品に出演したのか。

「もともと園子温監督や白石監督の世界観が好きで。映画を見る時は“重め・暗め・エンタメ”の3つの“め”が私の基準で、たまたま3年前にラジオで“秋元先生からサプライズ”の回があり、主演映画をプレゼントされまして。先生に『どんなのやりたい?』って聞かれたときに『“凶悪”みたいな作品に出たい!』って言ったんです。そしたら本当に実現してしまって。この作品が卒業祝いになるなんて、私はAKBイチ幸せ者です。逆に他のメンバーにこの役を取られたら嫉妬で狂うと思います(笑い)」

 撮影は2年前の2月にNGT48ゆかりの新潟・長岡で行われ、極寒の中、北原はお姫さまルックにほぼ裸足で体当たりの演技を見せた。

「血まみれメークに暴力の演技が続き、アドレナリンが出ていたのかも。寒いだけで体力を奪われるし、毎日全力で演技していると“生きてる!”って日々実感し、私がやりたいことは女優だったんだと再確認できました。この物語は1秒先の展開が見えなくて、最初はバイオレンスかと思うけど、愛も救いもある、撮影中もどんな作品になるかわからなかったけど、秋元先生の予想を超えた仕上がりになっていると思います」

■リリーさんのLINEに癒やされた

 ピエール瀧、リリー・フランキーという憧れの存在と一緒に仕事をした印象は?

「最初にお会いした時は『うわっ、“凶悪”コンビ!!』って感動でした。リリーさんから毎日撮影後に届くLINEに癒やされ、卒業後の進路について相談したりしました。『今までは競争社会だったけど、自分のペースでしっかりやることが大事だよ』と言って下さって救われましたね。乃木坂46の生駒ちゃんも引退発表をしていましたが、絶頂期で引退できるのはカッコいいですね。乃木坂が絶頂だからこそ離れても大丈夫とも思うし、共感できるところはあります」

 今後はどんなことを目標にしているのか。

「キャラの濃い共演者の方々に助けていただきました。でも次は自分の力で芝居できるようになって、また白石監督に呼んでもらえるようになりたいです。この作品はネットが発達しても人間の関わり合いには勝てないというメッセージも含まれています。ぜひ最後まで見届けてほしいです」

▽きたはら・りえ 1991年6月24日、愛知県生まれ。2007年にAKB48オーディションに研究生として合格、08年にチームAに昇格。シングル「大声ダイヤモンド」以降、選抜入り。15年にNGTに移籍、18年4月にNGTを卒業する予定。