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エンゼルス大谷 古巣・日本ハムキャンプを電撃訪問

2/12(月) 11:18配信

東スポWeb

【アリゾナ州スコッツデール11日(日本時間12日)発】エンゼルス・大谷翔平投手(23)が、ソルトリバー・フィールズで行われている古巣・日本ハムキャンプを電撃訪問した。現在、同地から南西へ車で約30分離れたエ軍のキャンプ地ディアブロ・スタジアムで自主トレを行っており、練習休日のこの日、栗山監督ら首脳陣、ナインを陣中見舞いし自らも英気を養った。

 午前10時58分、大谷と水原通訳、代理人のネズ・バレロ氏を乗せた1台のレンタカーがブルペン横にある関係者駐車場に滑り込んできた。

 そのまま足早に施設内に入った大谷は数分後、今度は日本ハム関係者が運転するカートに乗りグラウンドへと移動。真っ先に向かったのは、フィールド5で一部投手のフリー打撃登板を見守っていた恩師・栗山英樹監督(56)のもとだった。

 がっちり握手すると、約2分間、恩師に近況報告。指揮官からは手を離れた二刀流へのアドバイスが続いた。その後は野手が打撃練習を行っていたフィールド4へ徒歩で移動。レアード、杉谷、鶴岡ら旧知のナイン、金子内野守備、城石打撃コーチらとの再会を喜んだ。ブルペンでは吉井投手コーチや投手陣にあいさつ。気心の知れた上沢には握手をすると見せかけ、手を差しのべながらスルー。「おい翔平、おかしいやろ!」と上沢を怒鳴らせるボケをかましながら以前と変わらぬ笑顔を振りまき、エールを交換した。

 大谷は約1時間半の滞在で古巣キャンプを後にしたが、練習後、栗山監督は「翔平? オレが話すことじゃないでしょ。もう監督じゃないので」と初めは自重しながらも、ポツポツと大谷との会話の断片を打ち明けた。

「向こうの施設の話とかもしたし…まあいろいろだよ。ただ、野球をやる上でこっちが気になることは伝えた。完全にこれで手を離れていくわけで、今はTシャツ、短パンだけど、違うユニホームを着て勝負しにいくわけだから。必ずここで成功すると信じて前に進むわけだから。楽しみにしている部分もあるけれど、そんなに簡単にいかないこともある。心配は尽きないけど、今まで通りあいつを信じて。うまくいかないことも必ず乗り越えてくれると信じている」

 自らが提案し育てた二刀流がその手を離れ、メジャーリーグでその真価を証明する時は目前に迫っている。何度も繰り返していた「信じている」の言葉が、選手と監督の枠を超えた大谷への深い愛情を示していた。

最終更新:2/12(月) 16:16
東スポWeb