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写真の細かい情報を知りたい時に便利なアプリ「Metapho」

2/12(月) 6:30配信

ITmedia Mobile

 iPhoneで撮った写真の詳細な撮影情報を見たくなること、ありません?

 あるいは、iPhoneで撮った写真を誰かと共有する時に、撮影日時や撮影場所を隠したいこと、ありません?

【アプリ内課金をすると使える機能】

 今回は、そんな時にわたしが使っている「Metapho(メタフォ)」っていうアプリを紹介してみるのである。

●機能1:撮影情報をチェック!(無料)

 まず、無料で使える機能をご紹介。Metaphoは写真の詳細な撮影情報、いわゆる「EXIF情報」を確認できる。

 「シャッタースピードはいくつだったんだろう?」とか、「ISO感度はどこまで上がってたんだろう?」とか、iPhoneでしか写真を撮らない人は気にしないだろうけれど、普段デジカメを使ってる人、使っていた人やカメラ好きな人なら気になるんじゃなかろうか。

 個人的にはiPhone XやPlus系のデュアルカメラで「2x(2倍)」にして撮った時に「今撮った写真は本当に“望遠側”だったのか? 実は広角側をデジタルズームしたものじゃないのか?」という点も気になるのである。

 以前のカメラ講座でもちょっと触れたが、iPhoneの標準カメラアプリでデュアルカメラの「2x」を選んで撮影した場合、望遠カメラと広角カメラのどちらを使うかはアプリが自動的に判断する。

 例えば、明るい場所なら素直に望遠カメラが使われる。しかし、ある程度暗い場所になると、レンズが明るくて暗い場所に強い広角カメラでデジタルズームをするのだ。料理や小物など、手元に近い被写体撮る時も、近くにピントの合いやすい広角カメラが使われる。

 まあ、こういうことは普通は気にしなくて良いのだけど、そういうこと知りたい人もいるはず。そんな時に、Metaphoを使うのだ。



 このアプリは単体でも使えるが、標準の「写真」アプリから呼び出して使うこともできる。写真アプリから呼び出す場合、以下の通りちょっとした準備が必要となる。


1. 写真アプリを開く
2. 「共有」メニューを開く
3. 一番右までスクロールする
4. 「その他…」をタップして「アクティビティ」を表示する
5. アクティビティ内の「Metapho」のスイッチをオンにしてする
6. Metaphoの右端の「≡」を上にドラッグして一番上に持っていく
7. 「完了」をタップする

 準備を済ませたら、写真アプリで写真を表示している時に「共有」「Metapho」の順番でタップすれば、詳しい撮影情報が見られるようになる。

 ちなみに、この方法を使うとMetapho以外の写真・カメラ系アプリも共有メニューに追加できる。気になる人はちょくちょくチェックしてみよう。

 さて、どちらのカメラで撮ったのか確かめたい時は撮影情報の「Lens(レンズ)」を見るべし。iPhone Xの場合、「4mm f/1.8」なら広角カメラ、「6mm f/2.4」なら望遠カメラで撮った写真ということになる。

 では、「2x」で撮ったこのネコの写真。「望遠」それとも「広角」のどっちで撮ったものだろう?

 Metaphoで確かめてみると……。

 レンズは「4mm f/1.8」。つまり広角カメラを使って撮影していることが分かる。一方「Focal Length(35mm換算の焦点距離)」を見てみると、通常の広角レンズの2倍(28mm→56mm)となっているので、「デジタル2倍ズーム」で撮っていたということも分かる。

 撮影情報の画面をさらに下にスクロールすると、撮影場所を地図で確認できる。

 繰り返しだけれど、Metaphoは単体でも使える。写真アプリから呼び出すのはお好みで。わたしは写真アプリをよく使うので、そこから呼び出せることがとてもうれしいのだ。

●機能2:写真共有時に撮影日時や場所のデータを削除しよう!(は有料)

 iPhoneを標準設定で使うと、写真にさまざまなデータが付加される。先ほど「撮影場所を地図で確認できる」と触れたが、それは撮影情報として撮影場所の座標(ジオタグ)が含まれるから。

 撮影日時や撮影場所の記録は、写真を整理する助けになる。でも、「SNSやフォトストレージにアップロードするときは撮影日時や位置情報を出したくない!」っていう話は、意外と良くあることだと思う。

 「Twitter」や「Facebook」、「LINE」といった多くのSNSアプリでは、写真をアップする段階でこういったメタデータを削除してくれるので問題ない。しかし、メールで写真を送ったりクラウドストレージ経由で写真を送信・共有する場合は、一般にメタデータは削除されない。

 撮影日時はともかく、共有する写真には撮影場所を入れたくないことは多いはず。自宅やその近所や職場で撮った写真だと、セキュリティ的にもプライバシー的にもどうなんだ、ってこともあるし。

 そんな時、Metaphoの「Share without Metadata(メタデータなしでの共有)」という機能を使うと、メタデータを削除した写真を共有できる。プライバシー的にありがたい機能なのだ。

 ただし、この機能は「有料機能」の1つで、480円をアプリ内課金すると使える。もちろん、1回支払えば永続的に使える。

 ちなみに、アプリ内課金をすると「メタデータの全削除」「撮影日時の変更」や「位置情報の編集・削除」といった細かい編集機能も使える。

 ただし、これらの機能を使って変更・削除した情報は、写真に“上書き”されてしまうので注意。室内や地下での撮影時にありがちな「撮影場所がずれていた」時とか、「やむなく撮影日時をごまかす必要がある」といった、のっぴきならない事情があるときに限った方が良い。

 一方、メタデータなしでの共有は、元データを保持しつつメタデータなしの写真データを共有用に別途書き出すようになっている。必要に応じて、普段はこの機能を使うと良いだろう。

 つまるところ、Metaphoがあれば、こんなことができる。

・写真の撮影情報や位置情報を調べられる
・メタデータ(位置情報を含む撮影情報)を削除して共有できる(有料)
・撮影日時や撮影場所の情報をあとから編集できる(有料)

 iPhoneで写真撮りまくる人は入れておいて損のないアプリといえるだろう。

最終更新:2/12(月) 6:30
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