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遊“激”バトル!阪神・糸原、金本監督命名『小サリオ』弾

2/12(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (練習試合、阪神8-0DeNA、11日、沖縄・宜野座)俺が“小(こ)サリオ”だ! 阪神の2年目、糸原健斗内野手(25)は「7番・遊撃」で先発出場すると、ソロ本塁打を含む3安打と大暴れ。小兵とは思えないパワーで金本知憲監督(49)から「小サリオ」と命名された。植田海内野手(21)らとの遊撃争いは激化の一途!! またセンター争いでは、「6番・右翼」で出場した中谷将大外野手(25)が豪快な一発を放った。

 早くも優勝を確信し始めた宜野座の虎党が、またもや、総立ちになる。「いっけぇ~!」という歓声に後押しされるかのように糸原の弾丸が、逆風を切り裂いていった。

 「いい形で打てました。状態もいいので、続けていきたいです。自信にしていきたいです」

 球場全体にロサリオの衝撃波がまだ残っていた四回。カウント1-1から平田の速球を狙った。

 DeNAの右翼手・細川がジャンプ一番を狙ったが、その上を悠々越えていく。大きな拍手に包まれながら、ダイヤモンドを一周だ。

 中谷の2ランなどで8-0と一方的な展開になった五回も鋭く右前にはじき返し、八回には投手内野安打で3安打。7日に行われた紅白戦でも3打数1安打1打点をマークしていたが、初の対外試合となり、文句なしの活躍をみせた。

 1メートル75。プロ野球選手としては決して大きな体とはいえないが、秘めたるパワーは助っ人級。そんな頼もしい2年目についに金本監督が最高級のニックネームをプレゼントしたことを明かした。

 「今年、さらにパワーアップしとるわね。体もひと周り、ゴツくなって。“小サリオ”だからね。試合中、ふと思った」

 ルーキーイヤーの昨季、本塁打はわずか「1」も甲子園の右翼席にぶち込んだもの。小力はこれまでも目立っていたが、今キャンプ中に、金本監督から左足の使い方など熱血指導され、打球の強さが増している。金本監督の「小サリオ」発言を伝え聞いた糸原はニヤッ。「はい…言われました。いじってくれているだけだとは思うんですが…」と謙そんしながらも、うれしそうだった。

 「三塁・大山、二塁・鳥谷」の今季構想が決まったばかり。課題のセンターライン強化へ、次の焦点は遊撃争いになる。

 「競争は激しいですが、自分の持ち味をアピールしたいです。強いスイングをすることを心がけています」

 北條、植田、西岡らと火花を散らせる“小サリオ”が力を込めた。このまま、一気に奪い取る。