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阪神・才木、4連続K含む5K!直球冴えた3回ノーヒッ投

2/12(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (練習試合、阪神8-0DeNA、11日、沖縄・宜野座)先発ローテーション入りへ、大前進だ。高卒2年目の阪神・才木浩人投手(19)が11日、DeNA戦との練習試合に七回から登板。4者連続を含む5三振を奪い、3回を無安打無失点と好投した。伸びしろいっぱいの19歳に、金本知憲監督(49)は「ほんまに(先発ローテ入り)いけるかな」と高い評価を口にした。

 糸を引くようなストレートがビシビシと決まった。球場表示では最速149キロ、テレビの中継では152キロをマークした直球のキレ味は抜群。19歳、才木がマウンドで躍動した。

 「(7日の)紅白戦の時よりシュート回転も少なかったですし、完璧に捉えられた当たりもなかったと思います。空振りやファウルがとれて、真っすぐはよかったです」

 圧巻の奪三振ショーだった。3回を投げて安打は1本も許さず。八回はすべて直球で空振り、見逃し、空振りの3者三振だ。5奪三振のうち4つが真っすぐ。気持ちのいいほどの直球勝負! 変化球の精度には課題を残しながらも、迫力満点の投げっぷりで、周囲に強烈な印象を残した。

 前回7日の紅白戦は西岡に一発を浴びるなど2回2失点。2四球も出したが、この日は制球も安定。金本監督は「きょうはよかったね。大きく先発ローテの競争に…。あれっ? というね、ほんまにいけるかなと」と“うれしい悲鳴”だ。

 「投げるスタミナとかついてきたら、これはもう十分、(ローテ争いに)入っていけるんじゃないかな」

 3回無失点の先発・岩貞をしのぐインパクト。伸びしろ十分の高卒2年目だ。1メートル89の身長は今も伸び続けているが、体重管理にはひと苦労だった。もともと食が細く、一度にたくさんの量は食べられないタイプ。それでも体を大きくしようと自分なりに工夫した。

 チームの食事の他に、自分でおにぎりを買うなど1日の食事回数を増加中。一食の量は少なくても回数を増やしてトータルの量をとる計画だ。キャンプ前に80キロから83、84キロに増加したが、厳しいキャンプでもキープしている。兵庫から観戦に訪れた母・久子さんは「年末に帰ってきたときに大きくなったなと思いました。直接試合を見るのは(昨秋の)安芸キャンプ以来ですかね。きょうは元気な姿を見られてひとまずホッとしました」と笑顔だった。

 見えてきた先発ローテ。だからこそ、まずは課題を克服する。

 「変化球がムラ球になることが多くて、決め球で決められなかった。球数も多かったですし、そういう部分をしっかりやっていきたいです」

 体もスケールもさらにでっかくなって、19歳の若武者がサクセスロードを駆け上がる。