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日本ハム・清宮伝説は守備から始まった!一塁で途中出場、対外試合実戦デビュー

2/12(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (練習試合、日本ハム4-1韓国KT、現地時間10日=日本時間11日、米アリゾナ州・スコッツデール)日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高=がチーム初実戦となる練習試合、韓国KT戦で“米デビュー”を果たした。途中出場で一塁守備に入り、3度の守備機会を危なげなくこなした。さらに、右手親指負傷の影響で今キャンプは控えていた打撃練習を開始。若きスラッガーがようやくスタートラインについた。

 ファン、球団関係者、そして、清宮自身がこのときを待っていた。韓国KT戦の六回。ソルトリバーフィールズにこだまする「ナンバー21、コータロー・キヨミーヤ!!」のアナウンスとともに、ミットを持ってベンチから飛び出した。

 「いままではずっと見ている立場だった。こうやって(米国の)グラウンドに立てて、やれるというのは…。いっちゃえば、リトルリーグ以来なので、すごく楽しかったです」

 マイナー用の練習グラウンドからメイン球場に移動して開催された初実戦。憧れのダイヤモンドバックス、ポール・ゴールドシュミット内野手(30)も守った一塁がプロとしての“米デビュー”の地となった。

 2イニングを守って守備機会は3度。六回二死から振り逃げを防ぐ、捕手・清水からの送球をキャッチ。七回には遊ゴロからの一塁送球を2度、危なげなく捕球した。走者を背負った場面でのサインプレーも経験し、栗山監督も「持っているよね」とどこかで聞いたセリフを引用した。試合中はベンチやグラウンドでひと際大きな声で先輩を鼓舞。「高校の時から声を出すことはずっとやっていた。黙っていられないさがなので。黙っていてもつまらない」と早実前主将の意地も見せた。

 試合前には1月28日以来、13日ぶりに打撃練習を再開。素振りを30スイング、上からつるしたボールをネットに向けて20球打った。1月の新人合同自主トレ中に痛めた右手親指付け根の回復具合が心配されたが、気持ちよさそうに振った。

 「バットを振れたというところで自分にとっては一歩前進。そこは、すごくいいことだったかなと思います」と清宮。米キャンプ中は素振りとティー打撃で状態を確認し、フリー打撃は日本帰国後となる予定。高校通算111本塁打のスラッガーのバットが火を噴く日も近い。