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<五輪アイスホッケー>姉、米から「コリア」代表 妹は米国

2/12(月) 20:41配信

毎日新聞

 アイスホッケー女子では、米国出身の姉妹のうち姉が韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」、妹が米国から出場し、注目を集めている。コリアのマリッサ・ブラント(25)=韓国名パク・ユンジョン=と、米国のハンナ・ブラント(24)だ。

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 ハンナの両親が子供ができないことに悩み1993年に韓国生まれのマリッサを養子に迎えた。ところがその直後、妊娠が判明。妹としてハンナが生まれた。2人は米ミネソタ州で育ち、学生時代からアイスホッケー選手として活躍した。

 2015年、マリッサは韓国代表チームのコーチから熱心に誘われ、ソウルに移住。ホッケーの練習に加え韓国語も猛勉強し、韓国代表に選ばれた。ハンナも米国代表に入り、そろって平昌五輪への出場を果たした。ハンナは「違うチームだけど姉とはいつも連絡を取り合い、激励し合っている。とても心強いわ」と話す。

 先に勝利を味わったのはハンナだった。米国は11日の1次リーグA組初戦でフィンランドに3-1で逆転勝ち。マリッサも10日のB組初戦でスイスに0-8と敗れたが、コリアの中心選手として奮闘。続く試合で勝利を目指す。

 コリアが決勝トーナメントに勝ち進めば「姉妹対決」となる可能性があるが、米国とコリアは実力の差が大きく、実現は厳しい。それでもハンナは11日の試合後、「大舞台で姉のチームと対戦してみたい」と、大きな夢を笑顔で語った。【福岡静哉】

最終更新:2/12(月) 20:50
毎日新聞