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<五輪フィギュア>坂本、スピン不足 団体フリー

2/12(月) 21:09配信

毎日新聞

 ジャンプが持ち味と自負する坂本が、最初のジャンプでつまずいた。その時点で高得点は望めなかった。17歳の五輪デビュー戦はほろ苦いものとなった。

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 足がいつも以上に震え、緊張したという。冒頭で予定したフリップ-トーループの連続3回転が連続にできず、しかもフリップが回転不足となった。そこからいつもの思い切りの良さはなくなり、ダブルアクセル(2回転半)からの3連続ジャンプも2連続止まり。演技後半のジャンプを連続3回転にするなどして技術点の上積みを図ったが、上半身の動きもどこかぎこちなく、スピンも揺らいだ。「足を引っ張ってしまうような演技をしてしまって『申し訳ございません』という気持ち」。演技後は日本のチームメートに向かってお辞儀をし、手を合わせて謝った。

 今の女子は連続3回転を跳ぶのが当たり前で、どの選手もジャンプの構成が似通っている。だから、上位につけるにはステップ、スピンも含めすべてにおいて質の高いものが必要になる。昨季の世界ジュニア選手権で一緒に表彰台に立ち、この日のフリーに出場したザギトワはそれをこなし、1年もしないうちに大きく差をつけられた印象だ。

 五輪で結果を出すには運も必要といわれる。だが運は、ミスのない演技をして初めてたぐり寄せられる。「こういうミスがないように練習したい」。この経験を21日からの個人戦に生かしたい。【福田智沙】

最終更新:2/12(月) 21:14
毎日新聞