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藤森、悪条件にも柔軟に=新たな挑戦でトップ10〔五輪・スノーボード〕

2/12(月) 19:26配信

時事通信

 中止となった11日の予選に続き、この日も時折雪が煙のように巻き上がるほどの強風が吹いた。そんな悪条件にも、スノーボードクロスで五輪を3度経験している藤森は落ち着いていた。入賞には届かなかったが、刻々と変わる風の状況に柔軟に対応してトップ10に入った。
 イメージトレーニングを重ね、向かい風を考慮して決勝で使う技を決めた。「スピードをつなげられる技ということを一番大切にした」。その上で、滑りながら風の強さやスピードにより瞬時に技を入れ替えた。
 1回目は最初のエアを飛ぶ前に失速し、用意していた技より難度を落とした。二つ目は回転数などを変えてフロントサイドの1回転。得点は伸びなかったが最後まで滑り切り、「安心した」。より高得点を狙って挑んだ2回目は最後のエアで惜しくも転倒したが、攻めた満足感は残った。
 以前から興味のあったスロープスタイルに挑戦して3年目。この種目で実績がないため大会に出られないつらい時期を乗り越え、4度目の五輪にたどり着いた。これが最後と明言する31歳は「この場に立てたことが一番うれしい」。19日に予選が行われるビッグエアも楽しんで滑るつもりだ。(時事)

最終更新:2/12(月) 19:30
時事通信