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日本女子、攻め手足りず=持ち味の守備も崩壊〔五輪・アイスホッケー〕

2/12(月) 20:02配信

時事通信

 日本女子は2点を追う第3ピリオド。4分近く残して早めに6人攻撃を仕掛けた。だが、ゴールを奪えず、五輪初勝利はまたもつかめなかった。
 第1ピリオド、世界ランキング6位のスイスを相手に果敢に攻めた。立ち上がりで受け身になったスウェーデン戦の反省を生かし、気迫がこもった攻撃。「自分が決めないといけないと思っていた」とエースの久保は、個人技で相手をかわしてゴールに迫った。
 だが、相手の守備を崩す攻撃のパターンが不足していた。日本は豊富な運動量を生かした堅守速攻のチーム。相手の反則が続き、2人が一時退場となる絶好のチャンスもあったが、このパワープレーも生かせなかった。遠めからのシュートはソチ五輪ベストGKのシェリンにことごとくセーブされた。
 逆に第2ピリオド以降は攻勢に出たスイスの強力FWに持ち味の守備を崩され、3点を奪われた。第3ピリオドでようやく久保が1点を返したが遅かった。シュート数ではスイスの18本に対し、倍以上の38本。主将の大沢は「チャンスに1本取る力がスイスにはあって、私たちにはなかった」と肩を落とした。
 韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」を相手に五輪初勝利のチャンスは残るが、欧州の強豪を崩すことはできなかった。山中監督は「少しでも上の順位で終われるようにしたい」と前を向いたが、厳しい現実を思い知らされた。(時事)

最終更新:2/12(月) 20:05
時事通信