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鈴木勝大、池波正太郎作品に出演「女の尻にしかれる男の悲劇は滑稽」

2/12(月) 18:37配信

オリコン

 BSジャパンで放送中の『池波正太郎時代劇 光と影』(第1・第2火曜 後8:00~8:54)。時代小説の巨匠で傑作を多数発表した池波正太郎(1923-90年)の選りすぐりの短編12編を一話完結で映像化するシリーズでは、あす13日に第10話「谷中・首ふり坂」が放送される。養子婿で妻に頭が上がらない男が、初めて連れていかれた谷中の出会い茶屋の女に魅せられてしまうストーリー。主人公の武士・三浦源太郎を演じる鈴木勝大が見どころを語った。

【場面場面】『ドクターX』女優デビューした是永瞳も出演

 源太郎は、江戸城・本丸留守居番を務める旗本・三浦忠右衛門(浅雛拓)の養子婿。体も気も弱い源太郎に対し、妻の満寿子(安藤輪子)は気位が高い上に薙刀の名手。源太郎は日頃から妻に養子扱いされて頭が上がらず、それは夜の生活にまで及ぶのだった。面白くない源太郎が愚痴をこぼせるのは、幼なじみの金子辰之助(佐藤祐基)だけ。その辰之助にからかい半分で連れ出された出会い茶店で、源太郎は大女・おやす(是永瞳)を紹介される。初めて会った時、おやすは米俵を片手で軽々と持ち上げ、源太郎はあっけにとられるが…。

 鈴木は「時代劇の主役には本来似つかわしくないような、臆病で意気地なしの源太郎が、自分の人生で初めて熱い思いを持って自ら行動を起こしていく姿が好きで、これを自分が現場で体現していけるのかと思うと純粋に楽しみになりました。もちろん意気地のない男ではあるのですが、自分の感情を真っ直ぐ受け止める強さがあると感じ、それを貫く愚直さをうらやましく思いました」と、池波正太郎が描く登場人物の魅力を語る。

 「外から見れば“喜劇”である源太郎の状況も、自分自身にとっては“悲劇”としてリアリティをもって感じていけるように役作りをしていきました。そして、その自分の“悲劇”を打ち明けることのできる唯一の友である辰之助との関係性に想像を膨らませていくことに今回は尽くしました」と撮影を振り返り、「いつの時代も女の尻にしかれる男の悲劇は滑稽だなと思って笑って見ていただけると幸いです。時代劇を普段見慣れていない若い世代の方にも、心に残る何かがある作品だと思っています」と語っている。

■ラインナップ
2017年
10月3日 第1話「運の矢」主演:片岡愛之助
10月10日 第2話「武家の恥」主演:高橋光臣
11月7日 第3話「あほうがらす」主演:でんでん
11月14日 第4話「二宮尊徳秘話」主演:筧利夫
12月5日 第5話「女剣妙音記」主演:祐真キキ
12月12日 第6話「断金の友」主演:望月歩
2018年
1月9日新作2話一挙放送SP
 第7話「狐と馬」主演:勝野洋
 第8話「医者と毒薬」主演:甲本雅裕
2月6日 第9話「おっ母、すまねえ」主演:田中美里
2月13日 第10話「谷中・首ふり坂」主演:鈴木勝大
3月6日 第11話「恋文」主演:寺島咲
3月13日 第12話「仇討ち夢中男」主演:川岡大次郎

最終更新:2/12(月) 18:37
オリコン