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750社以上がひしめく「格安スマホ」、メリット・デメリットをおさらい

2/12(月) 11:02配信

AbemaTIMES

 先月、大手携帯会社のSoftBankが新たな学割プランを発表。これにより大手3社の2018年度の学割プランが出揃った。月額料金は、docomoが280円(通話・パケット代別)、auが1480円、SoftBankが3980円(データ量50GB)とどれも安い価格設定だが、これは「格安スマホ」の勢力に抵抗するためとも言われている。

 店頭やCMなどで多く見かけるようになった格安スマホ。ユーザー数は右肩上がりで、契約数は2016年3月の599万から2017年9月には1012万に増えた。ビックカメラ有楽町店の格安スマホ売り場を訪れている人に話を聞くと、料金の安さを指摘する声があがる。

「今までは1万円いかないくらい。格安スマホにすると5000円程度まで抑えられそう」
「実際に変えて大体6000円位安くなった。機種代を普通に払っても元がとれる」
「(今までは)1万円くらい。格安スマホにすると3000~4000円くらいになりそう。(普段は)ネットを見たりLINEしたりするぐらい。ゲームもそんなにしているわけではないので、何で(毎月)9000円とかかかるのか分からない」

 ビックカメラ有楽町店主任の野嶋優さんによると、1日にインターネットを約1時間、通話を約30分、1カ月に約1万円を支払っている人の場合「2000~3000円程度」で済むという。格安スマホ事業者は大手3社から回線網を借り受けて運営しているため、設備投資や維持費などがかからず低価格で提供することができる。

 現在この回線を借りている会社には「大手サブブランド」と「独立系」の2通りの事業形態がある。大手サブブランドはUQモバイル(KDDI系)やワイモバイル(ソフトバンク系)、LINEモバイル(ソフトバンク系)など。独立系はmineo、トーンモバイル、楽天モバイル、DMM mobile、イオンモバイルなどだ。こうした会社750社以上がサービスを競い合っている。

 ところが、大手系と独立系でとある揉め事が起きた。先月15日、総務省主催の「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」で、“独立系”格安スマホ事業者が「格安スマホでも大手系は通信速度が格段に速い」と主張。対して大手携帯電話キャリアは「どの格安スマホ会社も同じ条件での、平等な通信環境だ」と反論した。

 独立系のケイ・オプティコムによると「利用者が多く回線が混雑する時間帯に独立系の格安スマホは通信速度が落ちる」といい、大手サブブランドが親会社からの優遇を受け“安定して速い通信”を実現していると主張した。ケイ・オプティコムの浜田誠一郎執行役員は「同じような条件で本当にサービスを作っているのか。(競争が)公正で活性化されて、そのうえでお客様にメリットが出るような見直し改善をして頂ければと思う」とコメント。一方、大手系のUQモバイルCSR部門の西川嘉之副部門長は「親会社のKDDIから優遇を受けているということはないので、批判は当てはまらない」と述べた。

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最終更新:2/12(月) 14:23
AbemaTIMES