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続くガソリン制限、パニック買い状態

2/12(月) 18:06配信

福井新聞ONLINE

 13日にかけて大雪の予報が出ている福井県内で11日、渋滞に巻き込まれた際など万一に備えて燃料を求めるドライバーが、給油制限が続く各所のガソリンスタンド(GS)に押し寄せた。県によると、嶺北地方のGS230店のうち同日午後2時現在、約7割が休業しており、“パニック買い”の様相を呈している。県石油業協同組合は冷静な対応を求めている。

【写真】車大きく傾く福井の道路

 店によってばらつきはあるが、各所のGSでは駆け込みが発生し、断続的に混み合った。

 間断なく車が入ってきた福井市内のあるGS。市内で7軒以上、開店しているGSを探し回ったという同市の男性(55)は「親戚から電話があってここに来た。ほっとしている」と疲れた表情をみせた。「入れたのは20リットルだけ。しばらくは何とかなる。こんなときは助け合い」と話していた。

 別のGSでは、レギュラーガソリンは3千円までの制限を付けた。従業員によると午前10時にタンクローリーが入ったが、午後6時ごろには底を突く見通しという。同市の30代男性は「探し回ってここで3軒目。ガソリンはまだ3分の1あるけど、いつ渋滞に巻き込まれても大丈夫なよう早めに入れた」と話していた。

 11日朝から販売を始め3時間足らずで在庫切れとなったり、燃料を求める長蛇の列ができて渋滞が発生したりしたケースも。閉店した店では、「本当はあるのに隠してるんじゃないか」と罵声を浴びせるドライバーもいたという。

 県石油業協同組合によると、大半のGSが「20リットルまで」などと制限しており、一度給油して再び順番待ちに回る車もみられるという。給油可能なGSの情報が、ツイッターなどで拡散していることも駆け込みに拍車を掛けたとみている。

 坂井市三国町の油槽所からは、通常で1日2500キロリットルを嶺北地方の各GSに出荷できる。県の11日午後2時現在のまとめでは、同日の出荷量は452キロリットルで、県外を含めると計1078キロリットルの予定。河部秀範専務理事は「今後の大雪を心配する気持ちは分かるが、パニック状態になっている。三国には潤沢に燃料が備蓄されている。幹線道路の除雪が進んでおり、供給量は今後増える見通し。どうか冷静に、焦らないでほしい。渋滞になると除雪の妨げになり、タンクローリーも近づけなくなる」と切実に訴えた。