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高速SA/PAは「集約型」へ? 上下線で施設共有、そのメリット、デメリット

2/12(月) 14:10配信

乗りものニュース

3月開通「新名神」にも新たに誕生

 2018年3月18日(日)に、新名神高速の川西IC~神戸JCT間が開通し、名神高速と中国道、山陽道を山間部経由で結ぶ新ルートが完成します。新規開通区間には、西日本最大の駐車台数という宝塚北SA(兵庫県宝塚市)も開設されます。

【写真】上下線集約型…ではない? 「遊園地」隣接PA

 このSAは、「上下線集約型」であることが特徴です。一般的にSA/PAは、上下線で別々に設けられていますが、上下線集約型はこれを1か所にまとめたもの。宝塚北SAの場合、上り用と下り用の駐車場をはさんで商業施設やトイレなどが配置され、どちらからも利用できるようになっています。

 このような上下線集約型のSA/PAは、2005(平成17)年のNEXCO発足以前も、たとえば東名高速の浜名湖SA(静岡県浜松市)などいくつか存在しましたが、近年、特にNEXCO東日本、中日本管内で増えています。

 たとえばNEXCO東日本では2014年から2015年にかけ、常磐道の南相馬鹿島SA(福島県南相馬市)、鳥の海PA(宮城県亘理町)、圏央道の菖蒲PA(埼玉県久喜市)、高滝湖PA(千葉県市原市。下り線側は2013年オープン)と4つの上下線集約型SA/PAを開業し、2018年夏にオープンする北関東道の太田PA(群馬県太田市)も、上下線集約型で整備しているといいます。同社に、そのメリットなどを聞きました。

――上下線集約型にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

 施設をひとつに集約することで、建設コストや運営、従業員配置の効率化などを図ることができます。もうひとつのメリットとしては、たとえば上り線側だけに美しい景観があった場合、そちら側に上下線集約型の施設をつくることで、下り線のお客様も景観をお楽しみいただけるようになります。当社管内でこのような例は、秋田道の錦秋湖SA(岩手県西和賀町)が該当します。

 また、SA/PAにスマートICを整備するうえでも、1か所で上下線へ通じるため、案内上わかりやすくなることもあるでしょう。

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