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LED看板の「旗振り警備員」は絵なのか 工事現場のアレ、リアルな動きどう再現?

2/12(月) 17:11配信

乗りものニュース

つくりはじめたのは2005年ごろ

 工事現場付近では、旗を振りながら立っている人間と同じくらいのサイズの人形がかつてはよく見られましたが、昨今、人形ではなくLED看板(電光掲示板)に旗を振る警備員が映し出されるものも見られます。

【画像】電源がなくても案内可能

 その旗を振る動きはとてもリアルで、まるで本物の人間が動いているかのようにも見えます。ドット絵職人の技術のなせる業なのでしょうか。あるいは、モーションキャプチャーしたCGなのでしょうか。

 工事現場用保安用品メーカーのひとつ、セフテック(東京都文京区)に聞きました。

――LED看板の、旗を振る警備員は動きがとてもリアルですが、どのように絵作りをしているのでしょうか?

 実際に生身の人間が警備員の制服を着用して旗を振っているのが大元になっています。まず、動いている姿をビデオカメラで撮影し、撮った映像を細かく分割して静止画像を作成し、パラパラ漫画のように高速で動かしています。

 工事現場での旗の振り方には決まりがあるため、その決まりに従って動いています。動きをマスターするのは簡単ではなかったようです。

※ ※ ※

 セフテックは「警備員が映し出されるアイデア自体は、当社発ではなく、業界のなかで起こった動きでした。いままでは、文字情報しか表示されていなかった電光式看板のなかで人が動くことには驚きがあり、当社もやらなくてはと、開発を進めました」といい、そのスタートは2005(平成17)年頃のことと話します。

 また、人間の姿が表示できるようになったのは、看板を構成しているLED(発光ダイオード)の進化によるところも大きいそうで、これにより表現の幅が広がったといいます。

乗りものニュース編集部