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建設現場の4割 転落防止策なし 11カ所に立入禁止命令 千葉労働局

2/12(月) 8:39配信

千葉日報オンライン

 千葉労働局は、昨年12月に千葉県内の建設工事現場104カ所を対象に一斉調査を行い、4割近くの40カ所で足場や高所からの転落防止策がなかったと公表した。特に危険な現場11カ所については、立入禁止命令など行政処分を行った。

 一斉調査は、毎年12月に県内8労働基準監督署が実施。昨年12月1~22日に、建設工事現場104カ所に立ち入りした。労働災害につながる恐れのある労働安全衛生法違反を63カ所で確認し、是正を求めた。

 内容別では元請事業者が下請事業者に必要な指導を怠るなどの違反が52カ所(50・0%)と最多。足場や高所からの転落防止策が不十分という違反が、40カ所(38・5%)と続き、100カ所に立ち入った前回調査の33カ所(33・0%)から増加した。

 また、11カ所では高所に転落防止用の手すりを設けていないなど、特に危険な場所への立ち入り禁止などを命令する行政処分を行った。

 同局は「建設業は死亡につながる労働災害が全産業で最も起こりやすい。違反を繰り返す悪質な業者には書類送検も視野に厳正に対応する」としている。